☆イオン・ファミマ提携へ まず電子マネー共通化      (2・4日経)


 小売り2位のイオンとコンビニエンスストア3位のファミリーマートが業務提携することで合意した。まずイオンの電子マネーを全国のファミマ約7000店で使えるようにし、共同で商品開発やインターネット通販に取り組むことも検討する。伊藤忠商事系のファミマと、三菱商事が出資するイオンが提携することで、将来はファミマ、イオン系のミニストップ、三菱商事系のローソンのコンビニ3社連合に発展する可能性が高い。

 イオンは昨年12月に三菱商事と資本提携し、これを受けミニストップはローソンと共同仕入れなど提携を検討している。一方、ファミマは伊藤忠商事が約31%を出資している。資本系列を超えて業務提携するのは、コンビニ最大手のセブン―イレブン・ジャパン(約1万2000店)に対抗する狙いもあるとみられる。


☆セブン&アイ、コンビニ1000店出店 来期  (2・4日経)


 セブン&アイ・ホールディングスは、百貨店のそごう心斎橋本店(大阪市)のJ・フロントリテイリングへの売却交渉で、300億円弱の売却額で最終調整に入った。月内にも合意する見通しで、不振の百貨店事業の大胆な合理化を進める。セブン&アイは消費動向の変化に合わせたグループ事業の再構築を相次ぎ打ち出している。好調なコンビニエンスストアは2010年2月期に過去最高の1000店の出店に踏み切るなど傘下事業への経営資源の配分見直しを急ぐ。

 そごう心斎橋本店は店舗面積約4万平方メートルで、08年2月期の売上高は440億円。Jフロントは買収資金の調達にメドをつけたもようで、今夏にも店舗を譲り受け、隣接する大丸心斎橋店と一体運営する。


 そう出ましたか・・・。ミニストップとローソンがイオンと三菱商事との関係強化を契機に提携するのが先だと思っていましたが、イオンとファミマの提携が先行しました。これは昨日の記事にも取り上げたように、近頃のセブンの攻勢に背中を押された格好の提携だと感じます。セブン&アイは百貨店事業に見切りをつけ、儲かるコンビニ、さらには生鮮ディスカウント店、ホームセンター事業を強化する戦略に出てきました。コンビニの枠を超え、総合スーパーの牙城を崩す恐れも出てきます。となると、危機感を感じるのはファミマなどのライバルコンビニ店だけとは限りません。そう、イオンが青ざめているのです。さらに、セブンの電子マネー、ナナコに比べ、イオンの電子マネー、ワオンは今ひとつ普及がおくれています。ファミマの顧客を取り込むことで一気に普及を図りたいという思惑が見え隠れします。さらにセブンは来期コンビニ1000店の出店に踏み切るとのこと。儲かる病院や学校にも積極的に出店するらしいです。この戦略はファミマと重なります。ファミマがあせりを感じるのも当然です。

 おそらくローソンとファミマが直接組むのにはそれぞれのプライドなど邪魔するものが多いので、イオン、ミニストップがクッションのような役割で間に入りタッグを組んでセブンの攻勢に立ち向かおうという流れになっているのではないでしょうか。気になるのは既にファミマと関係強化しているサークルKサンクスの動き・・・。さらに、コンビニ業界だけではなく、ヨーカ堂対イオンという構図も見え隠れする今回のニュースです。