☆博報堂DYホールディングス、DACを連結子会社に (2・2日経)
博報堂DYホールディングスは2日、ネット広告のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)を連結子会社にする方針を決めた。子会社の博報堂がDACの実施する第三者割当増資を引き受け、5―10%を出資。すでにDACに出資しているグループ会社の持ち株と合わせて、出資比率は5割を超える。テレビなど既存媒体の広告が落ち込む中、成長が見込めるネット分野を強化する。
DACは大証ヘラクレス上場で、博報堂DYホールディングス子会社の博報堂DYメディアパートナーズが48.4%、広告3位のアサツーディ・ケイが26.6%出資している。DACは近く第三者割当増資を実施、博報堂が十数億円程度を投じて応じるとみられる。
☆電通、cciを完全子会社に TOBで全株取得へ (1・30日経)
電通は、インターネット広告大手のサイバー・コミュニケーションズ(cci)を完全子会社化する。電通はTOB(株式公開買い付け)を通じ、cciの全株式取得を目指す。景気の急減速で広告市況が一段と悪化するなか、ネットを中心とするデジタル広告分野を強化する狙い。
cciは東証マザーズ上場で、電通は昨年9月末時点で発行済み株式の47.5%(24万4800株)を保有する。残りの52.5%分に対し、近くTOBを実施する。取得総額は未定だが、仮にcciの直近6カ月の平均株価に4―5割を上乗せすると100億円程度となる。TOBに応じない株主に対しては、TOB終了後に電通株と株式交換する可能性もある。
トヨタショック・ソニーショック・日立ショック・シャープショック・・・。もう、ショッキングなことばかりで何が大ニュースか分からなくなりそうな日が続きますが、疲弊した企業が真っ先に削るのが他ならぬ広告宣伝費。そのいちばんのしわ寄せを受けているのが電通、博報堂といった今まで存分に儲けてきた広告業界。
ただでさえ有力クライアントの消費者金融・不動産業界が滅多打ちにされているのに、この上自動車・電機業界まで壊滅してしまえば、はっきりいって死活問題になってきます。
そして、先日の電通に続き、虎の子であるネット広告子会社を連結におさめてしまうという動きが今日も出てきました。本日は博報堂です。金も体力もすり減らし、巣ごもりする人が増え、ネットショッピングでささやかな楽しみを味わう風潮が高まってきた今、広告業界にとっても唯一の頼みの綱になりつつあるのがやはりこのネット広告。この世界で知恵を絞り、確固たるビジネスモデルを築くことが唯一、生き残る道となってくるのかもしれませんね。