☆米バーニーズ売却へ ドバイ政府系投資会社 (1・25 日経)
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの政府系投資会社イスティスマルが100%出資する米高級衣料品専門店バーニーズ・ニューヨークの売却に向けて複数の買い手候補に打診していると、米メディアが23日報じた。2007年夏にファーストリテイリングと競り合って買収したものの、米消費が低迷する中、早期の業績回復は期待薄として売却に動いたとみられる。
イスティスマルは07年9月にバーニーズを9億4230万ドル(約840億円)で買収。1カ月にわたる争奪戦で価格は当初より14%上昇し、ファストリが買収を断念した経緯がある。
ただ、バーニーズは過大な負債と本業悪化で、財務状況が悪化。市場関係者は現在の適正価値を「3億―4億ドル」とみており、イスティスマルの買収額を大幅に下回ることは避けられないもようだ。
☆ドバイ政府系投資会社、人員10%削減 金融危機で (1・19 日経)
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの政府系投資会社イスティスマルは18日、金融危機に伴う市場環境の悪化を受け、人員全体の10%に相当する13人を削減したと発表した。イスティスマルは米高級衣料品専門店バーニーズ・ニューヨークの争奪戦で日本のファーストリテイリングに競り勝ったことなどで知られる。巨大な人工島建設を手掛ける政府系デベロッパー、ナキールと同じ政府系持ち株会社の傘下にあり、同社も500人の削減に踏み切っている。
やはりこの日が来てしまいました。イスティスマル、バーニーズ売却です。プライドの高いイスティスマルにとっては屈辱的な決断。はてさて、いくらの損で投げ売りするのでしょうか・・・。
そして、因縁のユニクロはどう動くのか・・・。この後の展開が気になります。
このように昨日の勝ち組があっという間に転落・・・。というのがこのところ増えていますね。M&Aに関しても、ランバクシーに出資した第一三共、モルスタに出資した東京三菱など、追い詰められているところは多いです。
ユニクロにしてもM&Aの意欲は衰えていないようですし、未曾有の円高で買収の妙味は大きいですが、よほど慎重に決断しないと今の一人勝ちの波の動きが変わってしまう恐れもなきにしもあらず・・・。
世界経済は生きるか死ぬかの戦国時代・・・。読み解いていくのは非常に難しい時代となってしまいました。