☆豊田市、法人市民税収9割減 09年度見通し、トヨタの業績悪化で (12・8日経)

 愛知県豊田市は8日、来年度の法人市民税収が今年度の当初予算比で9割減り、400億円近い減収になるとの見通しを明らかにした。世界的な自動車販売の減少で、トヨタ自動車を中心に市内の企業の業績が急激に悪化していることが原因。同市では既に進めていた予算査定をやり直すなど歳出削減策を急ぐほか、積立金を取り崩して歳入を穴埋めする方針だ。

 同市の今年度一般会計の当初予算は過去最高の1712億円で、このうち法人市民税収は442億円を占める。しかし、10月にトヨタ自動車が2009年度3月期の連結営業利益が当初予想を1兆円下回るとの見通しを発表。これを踏まえて同市が来年度の法人市民税収を計算したところ、400億円弱の税収減になることが分かった。


 孝行企業のお陰で安泰だと思われていた豊田市が予期せぬピンチ!トヨタの業績悪化は関連企業、下請け企業、そしてその従業員だけではなく、こんなところにも影響を及ぼしてくるのですね。トヨタの肝いりで開港した名古屋空港もこの頃ダメっぽいですし、豊田市のみならず、名古屋自体が景気悪化に見舞われそうですね。

 そして、この地方経済の悪化はそのまま自治体のみならず地銀・信金にまでパンチを食らわせます。まさに魔のスパイラル。泣きっ面に蜂状態です。この豊田市だけではなく、シャープの亀山市なども法人市民税収は減るでしょう。かろうじて大丈夫そうなのはディズニーランドの浦安市ぐらいでしょうか・・・。

 しかし、ホンダのF1撤退といい、豊田市の凋落といい、つい1年ほど前なら考えられもしないようなことが起こりすぎです。・・・といっても、こういう時すがりたくなる政府自体がもう緊急事態なのですから、どうしようもありませんね。