☆三菱商事、イオンの筆頭株主に 300億円、出資5% (12・6日経)
三菱商事はイオンの発行済み株式の5%程度を取得し、筆頭株主になる。取得額は300億円を超す見通しで、商品調達や海外事業など業務面でも包括提携する。三菱商事は売上高5兆円超の巨大流通グループと連合を組んで国内外で幅広い事業を共同展開。消費低迷で収益力が低下しているイオンは、三菱商事の国際調達網などを活用して経営効率を高める。総合商社首位の三菱商事と小売り2位のイオンの連合誕生は、少子高齢化や景気後退で市場縮小に直面する小売業の再編の引き金になりそうだ。
三菱商事は株式市場で5%をめどにイオン株を買い進めており、近く資本・業務提携を発表する。実質筆頭株主だったみずほコーポレート銀行(出資比率3%)を抜き、筆頭株主となる。三菱商事とイオンは2006年まで共同出資で商業施設開発会社を運営したほか、今年9月には三菱商事がイオンの物流子会社に出資するなど部分的に協業してきた。今回は本体同士での資本・業務提携に踏み込む。
ダイエーはじめ、たくさんの企業を傘下に収めマンモスのような規模になったイオンですが、収益が追い付かず、ドル箱のショッピングモール事業、クレジット事業も減速し、今や大変な状況に追い込まれつつあります。さらに、イオンが規模の大きさを利用して進めていた低価格戦略、PB戦略に思わぬライバルが登場・・・。それはあのセブン&アイです。このところホームセンターを開いたり、PBをコンビニでも扱ったり、かなりイオンを刺激する戦略に出ています。イオンの強みだった部分をどんどん侵食していくセブン&アイ・・・。ここの屋台骨は当然、コンビニ最大手のセブンイレブンです。ただ、イオンの場合、コンビニのミニストップでは到底太刀打ちできない。
ここで私が閃いたのは、今回筆頭株主に躍り出た三菱商事と関係の深いローソンの存在です。ローソンもなんとかセブンに勝ちたいと戦略を練っていると思います。ここでローソンとミニストップのタッグがあれば面白いですよね。狙いはもちろん中国市場。今後、この流通の業界でもどんどん再編が進んでいくことでしょう。