☆ドコモが「グーグル携帯」 無償ソフト採用、低価格で09年発売 (11・19日経)
NTTドコモは韓国の携帯通信大手と共同で、米グーグルの無償ソフトを採用しパソコン並みの性能を持つ多機能携帯電話(スマートフォン)を開発する。インターネット機能を強化し、価格は2割程度安くする。米アップルの「iPhone(アイフォーン)」などに対抗する日韓初の「グーグル携帯」として2009年の発売を目指す。国内市場の飽和感が強まるなか、ドコモが同分野で攻勢を強めることで、携帯電話の競争は新段階に入る。
ドコモは10%強を出資し協力関係にある韓国2位の携帯通信会社、KTフリーテル(KTF)と連携。グーグルの携帯無償ソフト群「アンドロイド」を採用する。端末開発には国内外のメーカーも参加。キーボードやタッチパネルを搭載し、グーグルが提供する検索や動画共有、メールなどのサービスを容易に使えるようにする。
人や企業の運とはどこでどうなるか全く分からないもので、仮にソフトバンクとヤフーの盟友関係がなければ、ソフトバンクはいち早くグーグルとタッグを組み、とっくにアジアに進出していたと思います。
しかし、ソフトバンクはポータルサイトにおいてグーグルのライバルであるヤフーをないがしろにはできない・・・。そこに今度はドコモが「グーグル携帯」で一気に低価格携帯市場に攻勢をかけてきたわけです。もちろんソフトバンクのアイフォーンを意識した戦略でしょうが、今回はドコモ、かなりの意気込みだと私は見ています。それは、2・3日前に発表したインドのタタ財閥系の携帯電話事業者への出資。グーグルとタッグを組み、伸びしろの多いインド市場へ殴り込みをかければ、一気にドコモは成長企業として復活できる手段を得ることになるのです。海外ではあくまでも薄利多売戦略、国内はアイフォーンに満足できない層にも訴えかけるちょびっと高機能戦略でいくなど、「グーグル携帯」のベースは均一にして、海外、国内で微妙にモデルを変えるなどの手法で戦略を磨けば、携帯電話の勢力図をあっというまに塗り替える展開も無きにしもあらずです。