☆ディックスクロキ、民事再生法を申請 負債181億円 (11・14日経)


 九州中心に不動産開発を手掛けるディックスクロキは14日、民事再生法の適用を福岡地裁に申請したと発表した。負債総額は181億3100万円に上る。不動産市況の悪化から金融機関の貸し出し姿勢が厳格化。新規の開発に着手せず在庫物件の売却を優先したが思うように進まず、資金繰りが急速に悪化した。同日付で同地裁から監督命令と保全命令を受けた。

 同社は九州のほか東京、大阪、名古屋などで賃貸マンションやオフィスビルの開発や管理を手掛けてきた。土地と建物をファンドなどに一括して転売する不動産デベロッパーとして事業を拡大。2008年3月期は単独売上高が268億円と過去最高を達成した。しかし米国の住宅ローン問題などをきっかけに外資の流出が進んだことで契約物件の解約などが相次ぎ、資金繰りが行き詰まった。

 今後従業員を5―6割削減し、福岡と東京以外の営業所を閉鎖するなどリストラを進める。


☆トヨタ九州、営業赤字 今期100億円超も、北米不振が直撃    (11・11日経)


 トヨタ自動車の生産子会社、トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)の2009年3月期の営業損益が赤字の見通しとなることが10日、分かった。主力の北米向けが低迷し、赤字額は100億円を超える可能性が高い。工場建設から間もない1994年6月期(95年から3月期に決算期変更)以来の赤字となる。自動車業界の不振は、全国の地域経済に大きな影響を与えることになりそうだ。

 トヨタ自動車の09年3月期の連結営業利益は前期比74%減の6000億円と従来予想を1兆円下回る見通し。トヨタ九州の業績はこれに含まれるが、「レクサス」などを生産しており、大型車不振の直撃を受けた。売上高は前期比3―4割減の6000億―7000億円になるとみられる。


 日本経済の起爆剤として密かに注目を集めていた九州・・・。ここにきて、歯車の逆回転が起こり、とんでもないことになっています。九州を中心に不動産開発を手掛けていたディックスクロキの破綻、さらに北米向けの輸出低迷、レクサスの不振によりトヨタ九州が営業赤字に陥いるという事態・・・。さらに、韓国の不振や円高などで観光事業もただならぬ事態になっているようですね。

 しかし、それよりも、なによりも、九州、さらに日本の景気の悪さを象徴するのが相撲の九州場所のTV中継です。お客さんが全然入っていない!さらに、懸賞の数が少ない!目を覆いたくなるような惨状です。

 もちろん、八百長疑惑などで人気が下降気味なのも一因でしょうが、いつもならよく画面で目にする派手な服を着たママさん風の人などが全く画面に映らないのです。実体経済はこんなところに現れるのですね。

 九州といえば麻生総理のおひざもと・・・。ほんとうに、なんとかこの場所から盛り上げていってもらわないと、日本の未来はほんとに暗いものになってしまいます。事態は急を要する段階に入っています。