☆金融サミットが開幕 首相「ドル基軸維持で日本が支援」      (11・15日経)

 日米欧に中国、インドなど新興国を加えた20カ国・地域(G20)による緊急首脳会合(金融サミット)が14日夕(日本時間15日朝)、開幕した。2日間の日程で世界規模で広がる金融危機と実体経済悪化への国際協調策を探る。開幕に先立ち、麻生太郎首相はワシントン市内で同行記者団と懇談。「ドル決済体制を維持するため日本が支援する」とドル基軸通貨体制を堅持すべきだとの考えを強調した。

☆「米ドル、もはや唯一の基軸通貨ではない」 仏大統領       (11・14日経)


 AFP通信によると、フランスのサルコジ大統領は13日、「米ドルはもはや唯一の基軸通貨ではない」と語った。14日にワシントンで開幕する緊急首脳会合(金融サミット)でも同様の主張を展開する見込みだ。

 サルコジ大統領は「ドルは第2次世界大戦直後には唯一の世界通貨だった」と述べた上で、「世界は(当時と比べて)変化しており、20世紀の枠組みを21世紀まで続けることはできないというのがフランスの立場」との見方を示した。

 フランスは現在、欧州連合(EU)の議長国を務めており、金融危機へも積極的な対応が目立つ。サルコジ大統領は金融サミットに関し「金融市場の規制強化と並んで通貨問題も議論すべきだ」とかねて主張していた。


 さて、今回のサミットにおいて、2国の首脳の基軸通貨ドルへの信認・不信任がそれぞれ明確に表明されました。麻生総理はやはり米国を突き放すことはできなかった・・・。そりゃぁ、東京三菱がモルガンという爆弾を抱えた今、さらに、これだけの米国債を抱えた身で、サルコジ大統領のような思い切った言葉は口が裂けても言えなかったでしょうね。

 それにしても、今回のサルコジ大統領は思い切った禁句を口にしましたね。それから気になるのはサルコジ主導でEUとロシアが協力協定の交渉を再開させたこと。強気のロシアもこのところの経済大混乱でEUと組む道に走りつつあります。そして、ロシアは声高にドル基軸通貨の終焉を提唱しています。

 さてさて、この先、ドルの運命やいかに?そして、ドルと命運を共にすることを選んだ日本の未来は??