☆オバマ氏、経済再生に全力を表明 政権移行準備を加速      (11・4日経)

 4日に全米各地で投開票された米大統領選は、民主党のバラク・オバマ上院議員(47)が共和党のジョン・マケイン候補(72)を大差で破り、当選が決まった。オバマ次期大統領は5日未明(日本時間同日午後)、イリノイ州シカゴで「米国に変革の時が到来した」と勝利を宣言した。同時に「米国は1世紀に1度の最悪の金融危機のさなかにある」と述べ、経済再生に全力をあげる考えを表明した。金融危機や対テロ戦争に対応するため、政権移行準備を加速する。

 米国建国以来、黒人大統領は初めて。民主党はクリントン前大統領以来、8年ぶりに政権を奪還する。オバマ氏は来年1月20日に第44代大統領に正式に就任する。任期は2013年1月までの4年間。副大統領にはジョゼフ・バイデン上院議員(65)が就任する。

 オバマ氏は民主党地盤の東部各州や西部カリフォルニア州のほか、オハイオ州などの激戦州も相次いで制した。米メディアの集計ではオバマ氏が獲得した選挙人は330人を超え、当選に必要な270人を大きく上回る圧勝だった。


 やはり、圧勝でしたね。しかし、この圧勝までの道のりには見えないところで様々な出来事があったと思います。金融危機によるウォール街の崩壊、ヘッジファンドの淘汰、さらにヒラリーびいきの中国の経済潮目の変化、などなど、すべてのことが様々に作用しあい、こういう結果になったのでしょう。

 しかし、米国、そして世界中が何かを変えなくてはならない、今のままでは絶対にだめだ・・・。というコンセンサスで一致していることは確かで、だからこそ、その象徴ともいえる黒人大統領が選ばれ、政治、経済、すべてが一国だけの問題ではなく、これからはグローバル化していくということがはっきりしたわけです。

 さて、もう大統領が決まる前から世界経済の「チェンジ」は相当はげしく起こっているわけですが、この波は、容赦なく日本にも押し寄せてくることは必至です。昨日も書いたことですが、民主党のクリントンの時のように、「円高誘導」が起きることは十分に予想されることで、パナソニック・三洋に続く、輸出業界の経営統合が立て続けに起こることは必至です。