☆パナソニック、三洋電機買収交渉へ 年内合意めざす (11・1日経)
パナソニック(旧松下電器産業)は三洋電機を買収する方針を固め、三井住友銀行など三洋の主要株主3社と11月中にも交渉に入る。三洋株の過半を取得する案が有力で、年内の基本合意を目指す。三洋の電池事業を取り込み成長を加速するのが狙いで、合意すればパナソニックの年間売上高は11兆円を超えて国内最大の電機メーカーになる。電機大手同士のM&A(合併・買収)は初めて。米金融危機で世界経済が急減速するなか、大規模な産業再編が動き出す。
三洋は三井住友銀、大和証券SMBCグループ、米ゴールドマン・サックスグループの金融3社が大株主になっており、三洋の優先株を計4億3000万株弱保有している。パナソニックは近く3社と交渉に入り、三洋の資産査定に着手する見通しだ。
この微妙な時期にきましたか。しかし、パナソニックにとっては絶妙のタイミングともいえるでしょう。これはあくまでも私の見解ですが、松下という名をすててパナソニックという名に変えたのも、その理由のひとつとして、この三洋の買収が念頭にあったのではないかと思うのです。創業時からの色々な確執で三洋の松下アレルギーもすごいものがあったと思いますから・・・。
さらに、この金融危機をふまえ、三井住友、大和証券、ゴールドマンサックス、ともにキャッシュが欲しい状態。さらに、パナソニックにとっても三洋のリチウム電池・太陽光発電事業はのどから手が出るほど欲しい分野。もたもたしていると、中国、ロシアの政府系ファンド、およびオイルマネーなんかにかっさられてしまう可能性もあります。金融危機でライバルに余裕がない今こそチャンスなのです。
さらに、何日か前にライバルのソニーのリチウム電池事故のニュースが またありましたよね。このタイミングでのニュース、パナソニックの電池事業にかける並々ならぬ熱意を感じます。
さてさて、すんなりこの交渉、まとまるでしょうか。オリックスとセゾンの一件も破談になりましたから、注意して見守る必要があるでしょうね。
しかし、ニュースとして出た時点で三洋の株価は上がるでしょうから、三洋株を多数仕込んでいるさわかみファンドなんかはほっと胸をなでおろしているのでしょうね(笑)。