☆アイスランド最大手銀、円建て外債不履行の状態 (10・27日経)


 アイスランドの最大手銀行カウプシング銀行が発行した円建て外債(サムライ債)が27日、債務不履行(デフォルト)条件に該当したことがわかった。債券の元利払いの代理人である三井住友銀行が、利払い猶予期間の最終日である同日までに利息が支払われなかったことを認めた。発行企業側が債務不履行を宣言すれば、米証券大手リーマン・ブラザーズに続き今年2件目で、海外企業の起債が相次いでいた日本のサムライ債市場に影響を与えそうだ。

 対象の債券はカウプシング銀が2006年10月に発行した500億円。償還期限は3年で、主に機関投資家や企業が購入した。昨年7月にも3本で合計280億円のサムライ債を発行しており、これらも債務不履行になる可能性がある。

 同行は世界的な金融危機で経営が行き詰まり、今月9日にアイスランド政府の管理下に入った。20日の利払い日に利息を支払えず、27日まで7日間の猶予を与えられていた。危機は同国全体にも広がっており、国際通貨基金(IMF)から最大21億ドルの緊急融資を受けることで暫定合意している。


 今はいつ終わるか分からぬ嵐にすべての人が身をすくめているような状況ですかね。バブル後最安値を更新し、号外まで出てしまった本日ですが、泣きっ面に蜂とはこのことで、サムライ債もついに、2件目のデフォルトかというニュースです。購入者は主に企業ということですが、またまた業績下方修正が続出しそうで怖いですよね。

 結局、サブプライム証券にしろ、今回のサムライ債にしろ、高金利につられて、訳の分からんものに投資したことが裏目に出てしまったということです。つまり、ブレンドの達人、ミートホープの目くらまし術にかかってしまったようなものですね。

 ただ、ここで心にとめておきたいのは、訳の分かってるものまでバナナのたたき売りのごとく、売られてしまっているという現象です。訳の分からないものを安易に買ってしまった人はもちろんそのことに対して自己反省することにより、将来同じ間違いを繰り返さないようにすればいいと思いますが、訳の分かってるもの・・・。つまり、アイスランドなどの知らない国より、わが日本の名だたる優良企業が恐るべき安値に甘んじていることに注目すべきだと思います。しかし、分かってはいるものの、もう、余裕資金がないんですよねー(笑)・・・。