☆ロシア、マケイン氏からの「献金要請」断る声明 (10・21日経)
「ロシアは外国の政治活動におカネは出せません」。米大統領選でロシアの国連代表部は20日、共和党のマケイン候補からの「献金要請」を断る声明を発表した。ロシアの国連代表部が公表した文書によると、チュルキン国連大使は9月29日付で、マケイン陣営から最低35ドル、最高5000ドルの献金を呼びかける6枚にわたる手紙を受け取った。マケイン陣営は「手違いだった」と認めた。
マケイン氏はグルジア紛争などでロシアを強く批判し、主要国首脳会議(サミット)からの排除を唱えた。献金を呼びかける手紙の一節は「自由と民主主義を世界中に普及させる」と記している。
米大統領選で外国から資金を得るのは違法。マケイン陣営は「手紙の送付先リストの事務上の間違い」と釈明した。
☆パウエル前国務長官「オバマ氏を支持」 マケイン陣営に打撃 (10・20日経)
パウエル前米国務長官は19日朝の米NBCテレビの番組で、米大統領選で民主党大統領候補のオバマ上院議員を支持すると表明した。パウエル氏はブッシュ政権で国務長官を務めた人物で、共和党候補のマケイン上院議員には大きな打撃となる。11月4日の投票日を控え、党派を超えてオバマ氏を支持する動きが広がりつつある。
黒人初の国務長官を務めたパウエル氏はオバマ氏について「黒人だけでなく全国民の誇りとなり、米国だけでなく世界を熱狂させるだろう」と指摘。そのうえでオバマ氏に投票すると明言した。パウエル氏はこれまで大統領選での自身の立場を明確には示してこなかったがマケイン氏の外交アドバイザーに就いていると伝えられていた。パウエル氏の態度表明は米メディアが相次ぎ速報で伝えた。
さて、大統領選まであと2週間。そんないちばん大事な時にマケイン陣営の迷走ぶりが窺えるニュースが出てきましたね。ロシアと犬猿の仲のマケインがロシアに献金要請?これはありえないですよね。・・・ということは、マケイン陣営から裏切り者が出たってこと?さらに国民から人気がありしかも共和党のパウエル氏までもがオバマ支持を打ち出し、これはオバマの逃げ切りかって雰囲気が出てきました。
北京オリンピックのさなかに勃発したグルジア紛争。にわかに高まったロシア脅威論そして新冷戦へのカウントダウン・・・。思い起こせばこの時、マケイン陣営に神風が吹いたのです。対ロシア、軍事に強いマケインなら新冷戦に毅然と立ち向かい、国民を守ってくれるにちがいない・・・・。こんな世論が出てきたのです。
しかし、その後が悪かった・・・。世界大恐慌です。これでロシアもペチャンコになりました。ロシア脅威論はなりをひそめ、国民はナショナリズムより自分の生活を防衛することに必死ではっきりいって大統領選なんてどうでもよくなりました。しかし、ここまで自分たちを追い詰めたのはブッシュ政権だという意識があるので「今の生活から抜け出したい」という新しい風を待つという意味で民主党、しかも経済ブレーンがすごいオバマ支持の機運が高まったというのが現実ではないでしょうか・・・。