☆三菱UFJ、モルガン出資を実行 総額9000億円、すべて優先株に (10・14日経)


 三菱UFJフィナンシャル・グループは13日、米モルガン・スタンレーに総額90億ドル(約9000億円)の出資を実行したと発表した。モルガンに対する信用不安を払拭(ふっしょく)するため14日の予定を前倒しし、13日の米株式市場の取引が始まる前に出資金を払い込んだ。モルガンの普通株の株価が不安定な現状を踏まえ、当初予定を見直し、全額優先株の形式で出資した。
 邦銀による海外金融機関への投資としては過去最大。モルガンの経営再建が実現すれば、モルガンとの連携を通じて三菱UFJはほかの大手邦銀に海外展開で先行することになりそうだ。


 それにしても近頃の世界経済、早送りの歴史映画を見ているようです。 昨日の勝ち組が今日の負け組。まさに戦国時代のまっさなかといった感じですね。

 三菱UFJはモルガンの出資、やはりドタキャンは無理でした。もう、民間の域を超えて国家間の話し合いにまで発展しましたからね。その点、以前ドタキャンできた中国はある意味すごいです・・・。しかし、三菱UFJの体力は、大きな金くい息子を抱えてしまったことで一気に衰えたことは確かだと思います。今後、おいしい案件が出てきた時にさっと出動できる余裕はもはやない・・・。

 私が気になるのは、中国、シンガポール、産油国の政府系ファンドの動向です。いやにこの頃おとなしすぎる。何かある・・・。とふんでいます。中国はモルガン、シンガポールはメリル、アブダビはシティにサブプライムの初期に投資し、多額の含み損をくらっています。たっぷり損をさせられた見返りとして、きっとおいしい案件をもらえる優先権を暗に手に入れているのかもしれませんね(笑)。