☆米リーマン対象のCDS清算、国内に損失波及も


 経営破綻した米証券大手リーマン・ブラザーズを対象にしたクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の清算に伴って国内外の金融機関に大きな影響が広がる可能性が出てきた。リーマン関連の想定元本は4000億ドル(約40兆円)もあり、CDSの清算では過去最大規模。思わぬ損失を迫られることから、金融市場で不透明感が高まる一因になっている。

 CDSとは企業が倒産して、出したおカネが返ってこなくなる可能性を想定して取引する保険契約。投資家が保証料を払って契約すると、企業倒産時に保証料を受け取った相手から元本の補てんを受ける。リーマンの場合は10日に清算価格が元本の約8.6%で決定した。この契約をしていると、元本から差し引いた残りの90%強も保証される。逆に売り手は多額の損失を受ける。


 米国がばらまいたウイルスの中でも超悪玉のCDS。このCDS清算ラッシュがこれから金融界に嵐を巻き起こすでしょう。先に清算のあったファニーメイに続き、リーマン、ワシントンミューチュアル、さらに超ド級のAGIと続きます。この清算がすめば、誰がいちばん瀕死状態に陥っているかが見えてきます。

 ここが、この金融恐慌で覚悟すべきいちばんの関門になってきます。この危機を政府がどのように抑え込むかで今後の命運が決まってくるでしょう。場合によっては危機はヘッジファンド及び商業銀行へと飛び火します。

 今や政府は爆弾処理班並みの覚悟で事態に対処せねばならない状態・・・。もうじきノーベル賞の経済部門の受賞者が決定しますが、今世界が直面している危機への処方箋を是非教えてもらいたいものですよね・・・。