☆三菱UFJ、モルガン株の含み損リスクを懸念 株価急落で (10・11日経)

 米モルガン・スタンレーの株価下落が止まらない。10日のニューヨーク株式市場での終値は9.68ドルと前日比22%急落し、10ドルを下回った。大型出資を決めている三菱UFJフィナンシャル・グループはその動向が気が気でない。

 モルガン株のこのところの下落がほかの米欧金融機関の下げと比較しても突出しているのは、三菱UFJがたびたび「連休明けの14日には約束通り90億ドル(9000億円)の出資を実施する」とアナウンスしても「結局、見送るのでは」と市場が疑心暗鬼になっているからだ


☆第一三共、印製薬の株価下落で1000億円超の評価損計上も (10・8日経)

 第一三共は8日に都内で開いた経営戦略説明会で、年内に買収予定のインド製薬最大手、ランバクシー・ラボラトリーズの株式について2009年3月期決算に評価損を計上する可能性があることを明らかにした。世界的な株安や品質管理問題でランバクシー株が子会社化を決めた6月時点に比べ、6割強下落したため。評価損計上は今期末に株価が取得価格の5割以下になっていることが前提となる。

 説明会で庄田隆社長が「現状の株価で推移すれば、会計処理基準に従って対応する」と語った。第一三共は6月、1株737ルピーでランバクシー株の50.1%以上を買収することを決めた。TOBのほか創業家一族などから株式を買い取る予定。「これらの契約は締結済み。買収価格に変更はない」(庄田社長)としている。合計取得額は約3700億―5000億円となる見通し。


 今、気になるのがこの2社。国内で勝ち組であるこの2社の大規模出資。当初は英断だと評価する向きもありましたが、この金融恐慌で、どうやらおかしいことになりそうですよ。

 第一三共のランバクシーへの出資の時、いやにファイザーがおとなしいと思っていたら、こういうことでしたか・・・。さらに、三菱UFJは、モルガンの査定をしっかりとしないまま、出資を決めたことで今、大変なものをつかんでしまったという恐怖感があると思います。しかし米国に恩義を売ってしまった手前、今更やめますとは言えない状況に追い込まれてしまい、内輪もめ状態にあるのでしょう。 この際、プライド云々の話ではないと思いますが・・・。

 さらに、優良企業が株の持ち合いで今、大変なことになっています。シャープのパイオニア株の評価損などがいい例ですが、これから飛躍するというところで軒並み頭を押さえつけられた形になっています。シャープはところで、あの工場への大規模投資、大丈夫なのでしょうか。松下の工場もです。消費減退のあおりを受けなければいいのですが・・・。これをマーフィーの法則というのでしょうね。