☆米GE、1.5兆円の増資 バフェット氏ら引き受け (10・2日経)
米ゼネラル・エレクトリック(GE)は1日、総額150億ドル(約1兆5900億円)の大型増資を実施すると発表した。航空エンジン、放送など幅広い事業を抱える優良企業だが、米金融危機を受けて利益の約半分を占める金融事業の業績が悪化しており、資本を増強して信用力を高める。
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャー・ハザウェイが利回り10%相当の配当が付く優先株30億ドル分を引き受ける。120億ドルは公募増資で普通株を発行する。これとは別にバークシャーは今後5年間で30億ドル分の普通株を購入できる権利も取得した。
バフェット氏、ゴールドマンの次はGEときましたか・・・。いずれも高利回り。破格の条件の投資となりました。米国を代表する超優良企業と思われていたこの2社が、ここまでの条件で増資しなくては生き延びられないという事実が今の米国の現状を物語っています。そう、今は非常事態。いくらすぐれたビジネスモデルを持っていようとも、資金繰りがつかないとあっという間に黒字倒産。しかし、金融機関が委縮して、マネーの流れは滞り、各国中央銀行がかろうじて人工透析を行っているという状態でしょう。
ジョージ・ソロス氏はフライングを起こしてリーマンで大損してしまったようですが、バフェット氏は待ちに待っておおものをゲットしましたね。保険会社のバークシャー・ハザウェイ、ゴールドマンとGEに究極の保証をこれで与えたことになり、この2社は米国産業界・金融界での生き残りがこれで保証されたことになるのでしょう。
しかし、この2社は本当にここまで弱体化してしまっていたのでしょうか。それとも、バフェット氏を後ろ盾に、いやむしろビジネスパートナーとして、これから黒字倒産になりつつある優良企業に食指を伸ばしていくのでしょうか・・・。バフェット氏とタッグを組んだこの2社の動きにこれから要注目です。