☆セブン&アイ、アインファーマシーズに出資 出店などで連携 (8・6日経)


 セブン&アイ・ホールディングスと調剤薬局最大手のアインファーマシーズは5日、包括提携すると正式発表した。共同出店など業務面の連携に加え、セブン&アイがアインの第三者割当増資を引き受け、7.8%を出資する第4位株主となる。セブン&アイが医薬品販売大手に出資するのは初めてで、同分野で先行するイオンを追撃する。
 セブン&アイは8月26日付でアインが発行する新株を引き受ける。取得額は16億円。5日に都内で会見した村田紀敏セブン&アイ社長は追加出資について、「提携内容の効果を見極めながら考える」と述べた。業務面はまず年内をメドに、コンビニエンスストア「セブンイレブン」とアインの調剤薬局が病院の近くなどに共同出店を始める。アインはセブン&アイのショッピングセンターにも積極出店する。


 それにしても、あまりに出来すぎの提携に笑っちゃいました。あのイオンが阻止したCFSコーポとの提携。あの時、もうちょっと大人になって、アインの方も一緒に取り込んでいれば、セブンに取られてしまうこともなかったでしょうに・・・。

 セブンにとって、調剤薬局最大手と包括提携することは今後の成長路線を考える上で、悲願だったと思います。来年4月からの規制緩和でコンビニなどでも大半の大衆薬を扱えるようになります。この大衆薬ほどボロい商売はないですからね。効かなかったといって返品する例もとんと聞きませんし(笑)・・・。

 この規制緩和をどう店舗の活性化につなげられるかで、ライバルのイオンとの勝負はついてしまうかもしれません。ドラッグストアだけで全国の有力7社に出資するイオンに比べ、どうみてもセブンの劣勢は際立っていました。

 その点、専門性の高い調剤薬局を多数持ち、ドラッグストアと合わせて400店以上も展開しているアインを取り込むことはセブンにとって大きな武器となることでしょう。

 セブンとアインの共同出店は、イオンにとって、相当の脅威となることは間違いありません。イオンの次の一手が注目されますね。ちなみに、キリン堂は調剤薬局に今、力を入れていますよ(笑)。