☆任天堂、4―6月純利益34%増 「Wii」「DS」欧米で好調 (7・31日経)


 任天堂が30日発表した2008年4―6月期の連結決算は純利益が前年同期比34%増の1072億円となり、4―6月期として過去最高を更新した。欧米を中心に海外で据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」、携帯型の「ニンテンドーDS」が好調を持続。為替相場が想定より円安だったことも利益を押し上げた。09年3月期通期の業績見通しは期初予想を据え置いた。
 売上高は24%増の4233億円、営業利益は32%増の1191億円といずれも過去最高。全世界でのWii本体の販売台数は51%増の517万台、DS本体は微減の694万台だった。ソフトはWii用が2.5倍の4041万本、DS用が7%増の3659万本を売り上げた。


☆DS版「ドラクエ5」、発売2週間で100万本出荷 (7・31日経)


 スクウェア・エニックスは30日、7月17日に発売したニンテンドーDS向けゲームソフト「ドラゴンクエスト5 天空の花嫁」(5490円)の出荷本数が100万本を超えたと発表した。発売後2週間での100万本突破は、同じくDS向けのリメーク版「ドラクエ4」を上回る速いペースという。
 「ドラクエ5」は、1992年に任天堂の「スーパーファミコン」向けオリジナル版が登場。2004年にはソニーの「プレイステーション2」用にリメークされており、累計出荷本数は今回のDS版を加え約560万本となった。
 同社はシリーズ最新作の「ドラクエ9」を08年中にDS向けに発売すると公表している。


 国内ではちと失速気味の任天堂のハード・ソフト。しかし、ここにきて欧米での好調さが際立ちます。

私はここに、現在の世界情勢の影響をひしひしと感じるのです。

 みなさんもご存じのように、欧米といえば、サブプライムの爪痕が色濃く残り、今までしたことのない生活防衛の毎日に、人々のストレスはいやがおうにも高まらざるをえません。

 車がないとどこにも行けないのに、未曾有のガソリン高のせいで、ついつい家に閉じこもりがち。そして、特に金融マンのリストラはすさまじく、プライドの高い彼らにはそうそう、ご期待通りの再就職先は見当たりません。当然、うちでプー太郎の時期は長くなります。スターバックスがマクドナルドに押され苦境に立つなど、現実世界には目を覆いたくなるような闇ばかり、目立ち始めました。もはや、生活から潤いがなくなりつつあるのです。

 こんな時、人々は、ついつい仮想世界に逃げ込みたくなります。ゲームの世界にどっぷりと浸り、夢中になっていると、驚くほど時間は早く立ち、自分の力が無限大のように感じ、現実世界の闇をしばらくの間は忘れることができます。私はこれも、欧米で任天堂が売上げを伸ばすひとつの要因だと考えるのです。

 ただ、ゲームが終わり、現実世界に戻った時の焦燥感も確かに存在し、要は、いかにストレスを減らし、仮想世界で得たパワーを現実世界に生かすかというバランスの問題もあると思いますが・・・。

 それから、ドラクエが日本ですごいのは、日本人の特性とも関連付けられますね。シリーズもの好き。根気がある。一度はじめたら最後までやり抜く。などなど・・・。これほどのお化けブランドを持っていれば、強いですね。特に、DS版は、持ち運びができ、時間の隙間に少しづつできるのがこれほどまでの出荷数を記録した大きな要因でしょう。今や、こどももおけいこごとや何かで予定がびっしり。細切れの時間を有効に活用できるDSならではの強みですよね。