☆サウジ、政府系ファンド設立検討 外国企業に戦略投資 (7・30日経)
世界最大の産油国サウジアラビアが産業インフラの整備に必要な技術導入のため外国企業に戦略投資する政府系ファンドの設立を検討していることが明らかになった。不動産や貴金属などへの投資で高利回りを狙うファンドも設立する。米国債をはじめとする「安全資産」への投資を中心としていたサウジの投資多角化で、世界の株式や不動産の価格に影響が及ぶ可能性もある。
先端技術を持つ外国企業に投資する新ファンドは石油省やサウジ国営石油会社サウジアラムコの関係機関が設立の可能性を探り始めた。ファンドを通じて外国企業から技術を取得。自動車、金属加工、建設資材、電機・電子などの消費財、プラスチックなどによる包装の5分野を重点育成する国内産業振興策を補完する構想だ。
サウジ、いよいよ動き出しました。サブプライムの初期にシティ、メリルなどに出資していたアブダビ、テマセクなどの政府系ファンドの含み損が雪だるま式に膨れ上がり、追加出資もままならぬ状況になる中、戦略を練りに練って、産油国のリーダーここにありという威信にかけての本格出陣といえるのではないかと思います。
もちろんサウジもサブプライムの初期から投資をしてはいました。しかし、アブダビやUAEのすさまじい規模の影に隠れる感じで、まだまだ安全志向という感じでした。
そして、今、この、本格参戦の時期に、世界経済を見渡してみると・・・。世界株式・さらに優良不動産・・・。恐ろしいほど安値になり果てたものがゴロゴロあるわけです。これは濡れ手に泡となるのでしょうか・・・。
しかし、この疲弊しきった世界経済。流れを変える頼みの綱として、余力があるのは、はっきりいってここを置いてないのではないでしょうか。あっ、ロシアがあったか(笑)・・・。