☆ごみから水素、新日鉄が設備 自治体向け、処理費2割減 (7・28日経)


 新日本製鉄は家庭やオフィスから出るごみを原料にして、燃料電池自動車などに使う水素を取り出す技術を開発した。製鉄所のノウハウを応用してごみを高熱で分解、有用な水素を取り出す。ごみ処理費用を約2割減らせるのが特徴で、自治体などに設備を売り込む。

 処理できるのは紙類や生ごみといった都市ごみのほか、廃プラスチックや木材、汚泥、タイヤなど。同社の八幡製鉄所(北九州市)に1日20トンのごみを処理できる試験炉を設置。ごみは北九州市から提供を受け、経済産業省の支援で、京都大学、北九州市立大学と共同研究した。



 「鉄は国家なり」・・・。鉄は産業のコメともいわれ、鉄なしでは何も作れない・・・。そういう時代が長く続きました。

しかし、時代は変わり、未曾有の原料高。さらに、自動車に関しても、燃費を良くするために小型化・軽量化が進み、今や、炭素繊維が鉄の代わりとしてどんどん採用されつつあります。炭素繊維の研究がさらに進むにつれ、鉄鋼業界のお株は奪われることになるでしょう。

 そんな中、鉄鋼業界も、これまでのように安穏としていられなくなりました。鉄を作るノウハウを応用し、様々な新ビジネスモデルの構築が急がれます。

 今日出た、ごみを原料にして、燃料電池に使える水素を取り出す技術。これに私はピピっときましたよ。燃料電池、水素は、次世代エネルギーのキーワード。製鉄会社が総合エネルギー企業へと脱皮する前兆のような気がしてなりません。