☆GM株が10%下落、33年ぶり安値 時価総額はマツダ下回る(6・27日経)



 米ゼネラル・モーターズ(GM)の株価が26日、前日比1.38ドル(10.77%)安の11.43ドルで引けた。米新車市場の冷え込みからGMが資金繰りに苦しむとの懸念が広がり、一時11.21ドルまで下がった。AP通信によると、1974年12月以来の安値となる。

 GMの時価総額は約65億ドル(約6900億円)。販売台数世界一を競うトヨタ自動車(約17兆8000億円)の約26分の1で、マツダ(約7700億円)を下回った。米ゴールドマン・サックスがGM株の評価を「中立」から「売り」に引き下げたことを材料に売り込まれた。

 主力の大型車の売れ行き不振で米国勢の経営は一段と苦しい状況。米クライスラーを巡っては「米連邦破産法の申請を計画している」とのうわさが広がり、同社が26日に「うわさは事実に反する」と否定する事態まで起きた。


 米国株式市場に嵐が舞い戻ってきました。ゴールドマンの「売り推奨」がきっかけとなり、NYが大暴落、

特に、自動車、金融が相当売り込まれたようですね。

 環境に強い日本のトヨタでさえ、値上げに転じずにはいられないこの原材料高と世界経済大失速のダブルパンチ・・・。大型車に強みを持つGMは、顧客の小型車へのシフト、傘下の疲弊した金融会社の存在に足を引っ張られ、お先まっ暗の状態です。

 さらに、クライスラーにいたっては、「破産法」の噂が飛び交うところまで追い詰められてしまいました。これは、ありえない話ではないですからね。なんといっても、頼みのサーベラスの疲弊が痛いですよね。ダイムラーに見捨てられた時から、完全に潮目は変わってしまったようです。

 それから、これから、金融界の隠蔽されていた損失がどんどん明るみにでてくるでしょう。特に、レベル3に分類されていた損失が・・・。シティ、AIG、リーマンあたりが台風の目となるでしょう。

 ダウが358ドルも下がり、あのベアーの救済劇の時よりも悪い事態になったことは、もう、打つ手がだんだん無くなりつつあることを示しています。そして、ここにきて、原油の140ドル越えはほんとにきつすぎます。

 米国以外の、中国、ベトナム、インドの株式市場に暗雲が漂っているのも非常に気にかかりますね。それから、インフレ懸念による各国の政治不安も・・・。

 本当の嵐はやはりこれからでしょう。しかし、必ず、いい企業は生き残ります。そして、さらに輝きます。

これだけは、どの時代のどの暴落の事例からみても明らかです。状況をよく精査しながら、投資する銘柄選別に磨きをかけることが今、とても大切なことで、これからの成功につながるかどうかの分かれ目だと考えます。

 塩漬け株をたくさん持っている人は、しばらく嵐に耐える覚悟が必要ですが、「何事もピンチはチャンス!」

しなやかに、乗り越えてほしいなと思っています。