☆シャープ、慶大発VBと住宅用蓄電池を共同開発(5・26日経)

 シャープは26日、慶応大学発ベンチャーで大和ハウス工業などが出資するエリーパワー(東京・千代田)と住宅向けなどの蓄電池を共同開発すると発表した。蓄電容量の大きいリチウムイオン電池の量産技術確立を目指す。シャープが強みを持つ太陽電池と組み合わせ、家庭用の電力を太陽光発電だけで賄う技術を開発する狙い。

 エリーパワーが4月に実施した第3者割当増資をシャープが6億円で引き受けた。増資後の出資比率はシャープが32.1%で、以前から株主だった大和ハウスグループと大日本印刷と同率で並んだ。シャープは役員も派遣する。


 やはり、シャープ、動きましたね。太陽光発電に恐るべき潜在パワーを秘めたソニー、三菱重工、ホンダと名だたる企業が続々参入し、今後の開発進展具合によってはシャープの独り勝ちはあやうくなってくることも十分考えられます。さらに太陽光発電を国家が前面に支援する欧州、さらに米国ではグーグルを筆頭とするシリコンバレー組も太陽電池の開発にしのぎを削っています。

 そして、太陽光発電の覇者となるためには、発電効率やコストはもちろんのこと、夜間や雨降りなど太陽光が望めない時に備えた蓄電池の開発がカギとなってくるのです。またこの蓄電池の開発が自動車のリチウム電池の開発に応用できるとなれば、そのビジネスチャンスは計り知れないものがあります。

 ここで大和ハウスにとってはしてやったりの展開ですね。太陽光でトップのシャープと組めば出資するエリーパワーがいきなり日の目を見る展開となってきますね。

 シャープの提携はこれだけでは済まないと私は見ています。欧州勢に勝つ為にはオールジャパン体制で各企業が技術を持ち寄りスピード勝負で開発にしのぎをけずるべきだと思います。

次世代の太陽電池にしても、自動車用電池にしても、方式が多岐に渡るため、投資金額は莫大に必要なうえ、外れた場合のリスクの大きさもあるからです。

 シャープは液晶バネルでソニー、そして三洋と提携しました。となると、太陽電池にもこの提携はつながっていくのではないでしょうか。今後の展開、どこが覇者となるのかが見ものですよね。