☆米ニューズ、ヤフー買収に参戦・ネット事業の統合交渉         (2・14日経NET)

 米ニューズ・コーポレーションが傘下のインターネット関連事業を米ヤフーと統合する交渉を進めていることが分かった。事業統合でニューズはヤフーに約20%出資する筆頭株主となる。複数の米メディアが13日までに報じた。ヤフーが拒否したマイクロソフト(MS)の買収提案に対抗する動きで、展開によってはハイテクのみならずメディアを巻き込んだ情報産業全体の枠組みが変わる可能性もある。

 ニューズはネット上で人脈を広げるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)世界最大手の「マイスペース・ドット・コム」などをネット関連事業として持つ。これらをヤフーと統合、米最大の利用者を持つヤフーの玄関(ポータル)サイトから利用できるようにするようだ。

☆米ヤフー、MSの買収提案拒否・大株主の支持獲得焦点      (2・13日経NET)

 米ヤフーが11日、買収価格を不服としてマイクロソフト(MS)の買収提案を拒否すると発表し、MSによるヤフー大株主への支持拡大工作が次の焦点に浮上してきた。MSはヤフーからの人材流出を懸念して強硬策には慎重とされており、MS・ヤフー両社に出資する五大機関投資家への働きかけを強める構えだ。

 「両社の利害関係者との対話を通じ、買収実現が全関係者の利益になると確信している」。買収提案拒否の通知を受けたMSは同日発表した声明で、株主の支持取り付けへ意欲と自信をにじませた。

 ここにきてメディア王、マードックさんのご登場です。ヤフー買収には興味がないと言っておきながら、水面下ではやはり動いていたようですね。しかしこれによって、事態は混沌としてきましたよ。こちらも大富豪ですからね。そして、ネットのみならず、メディア業界までもを巻き込む大再編へと発展する可能性が出てきたのですから、これは大きなニュースだと思います。 

 ニューズ社は昨年、米経済紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)を発行する新聞大手のダウ・ジョーンズ(DJ)社を買収し世界最大のメディア複合企業に成長した企業です。そして私がマードックさんと聞いてピンと来たのがソフトバンクの孫さんとの人脈です。この2人がタッグを組めば、ビル・ゲイツさんもたじたじかもしれませんね。しかし、孫さんが同時にビル・ゲイツさんとの人脈も持っている点、そして、ヤフーの大株主とMSの大株主が共通している点などが事の成り行きを複雑にしそうです。MSもこのまま黙って引き下がるとは思えませんしね。

 ヤフーは現在アメリカではグーグルの後塵を拝していますが、日本ではご存じの通りトップシェア、そしてヤフージャパン、中国のアリババなど、オンライン企業の株式を大量保有しています。また1か月の訪問者数は世界で約5億人という圧倒的なブランド力がやはり魅力ですよね。ただ、仮にマイクロソフトが買収価格を上乗せしても、そう簡単には首をたてに振らないでしょうね。マードックさんもホワイトナイトとして登場してきたわけですから。これは面白い展開になってきましたね。