☆みずほコーポ、米メリルに1400億円出資・サブプライムで支援   (1・15日経NET)

 みずほコーポレート銀行が米証券大手メリルリンチに約1400億円出資する方向で最終調整に入ったことが15日、明らかになった。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題で多額の損失を抱えたメリルが増資引き受けを要請、一部をみずほコーポが引き受ける。近く発表する見通し。邦銀が米欧の大手金融機関に資本参加するのはバブル崩壊後初めてとなる。

 昨年夏に表面化したサブプライム問題を受け、米欧の大手金融機関は軒並み数千億円以上の関連損失を計上。資本の目減りを穴埋めする増資策を次々と打ち出している。メリルも昨年末にシンガポールの政府系投資ファンドなどから約7000億円の出資を受けると発表していた。


☆損保ジャパン、サブプライムで損失340億円発生 (1・12日経NET)

 損害保険ジャパンは11日、米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)関連で340億円の損失が発生したと発表した。サブプライム関連では、あいおい損害保険が252億円の損失を計上しており、損保業界で影響が広がってきた。

 2008年3月期の連結業績予想も下方修正。経常利益は昨年11月時点の1000億円から800億円に、純利益は同630億円から500億円にそれぞれ修正した。

 損保ジャパンは、サブプライムローンを組み込んだ債券の1つである債務担保証券(CDO)に対し保険の形で元利払いを保証している。CDOの利払いが滞ると損保ジャパンが保険金を支払う仕組み。保証対象の債券の総額は2400億円。


 今回のみずほのメリルへの出資は首をかしげざるをえません。そこまでみずほは余裕があるのでしょうか?

仮に余裕があったとしても、もっといい投資先があるはずです。ただひとつの望みはメリルの新CEOがかなりやり手なので人脈的に展望が開けること位ですか?だけど単独では巨額の1400億という数字もシンガポールや中国の政府系投資ファンドの前ではかすんでしまいます。なんか、自分の家が火事なのに隣町の家に火消しに向かったような図式を思い浮かべるのは私だけでしょうか?みずほは今苦境に立っているグッドウィルの大株主でもありますよね。今、この問題のせいで末端の介護を受ける人や日雇い労働者などに多大な不安が押し寄せています。こういう社会不安をなくすために、例えばみずほが出資して、社会に貢献するといったお金の使い方はできないのでしょうか。介護や雇用は国の重要テーマなんですから、こういう社会のひずみ、信頼感のうすれが巡り巡って日本への投資意欲の減退へとつながっているかもしれません。メガバンクの今後の新戦略に期待したいですね。

 それから、今、損保業界でこのサブプライムに関していちばん名前が出てくるのがこの損保ジャパンですね。

私はこの先損保業界は大荒れになってくると見ています。このCDOを保証している企業はもっとあるはずです。それからこの業界を取り巻く環境も年々厳しさを増しています。なんせ、銀行窓口でも保険を扱い、外資も参入し、民営化したてのかんぽという巨大組織があと何年か後には上場するわけですから。第一生命なんかは危機感を持って既に新戦略でけっこう動いていますが、他はまだ目立った動きはないですよね。もっと危機意識を持たないと大変なことになると思います。特に中国の保険会社上位2社はM&Aのターゲットを虎視眈々と品定めしている状態ですから。