バンダイは携帯電子玩具「∞(むげん)プチプチ」=写真=の品ぞろえを追加する。15日に「グリーン」と「ビビッドピンク」の2色を発売し、計7色とする。新色の発売により、累計で100万個の販売を突破する見通し。2008年1月上旬までに150万個、3月末までに200万個の販売を見込む。
∞プチプチは衝撃緩衝材「プチプチ」の気泡をつぶす感触や音を味わえる玩具。100回に1回、「プチッ」以外の効果音も聞ける。何度でもつぶせる点や、どこでもできる手軽さが好評という。9月22日の発売以来、30―40歳代の男女を中心に幅広い世代に買われている。
☆バンダイ、「うまい棒」モチーフの入浴剤(12・06日経産業)
バンダイは7日、やおきん(東京・墨田)が販売するお菓子「うまい棒」をモチーフにした入浴剤を発売する。「めんたい」や「コーンポタージュ」などの味のイメージにあわせ、保湿成分や色などを変えた8種類をそろえた。ドラッグストアやコンビニなどを通じ、来年2月末までに120万個の販売を見込む。
新製品はお菓子をモチーフにした入浴剤の第2弾。「めんたい」の場合は保湿成分は唐辛子エキス、色は赤、香りはバラ。うまい棒1本を買える10円玉を30枚ためられるコインケースと「大当たり」が出ればうまい棒のモチーフにデザインした布団カバーセットがもらえるおみくじシール付き。価格は210円。
☆バンダイ、ガンダムのカードゲーム発売(11・19日経産業)
バンダイはアニメ制作のサンライズ(東京・杉並)と組み、ガンダムを使った新カードゲーム「フュージョン戦記 ガンダムバトレイヴ 第一弾」を12月下旬に発売する。基本となるガンダムのカードにカブトムシなど別のカードを組み合わせて新しいタイプのガンダムをつくり、勝負する。
基本カードである「コアマシンソウルカード」と変身カード「バトレイヴカード」で構成。例えば、ガンダムにカブトムシを組み合わせると「ガン・ダイビート」に変身し、相手の変身カードと攻撃力を争う仕組み。
カードは全70種。カード専用自動販売機や玩具売り場で取り扱う。価格は基本の商品がそろったスターターセットが1260円、自販機用3枚入りが100円、店頭用6枚入りが210円。2009年3月末までに4000万枚の販売を目指す。
このところバンダイの新商品群にヒットの兆しが見えるものが多々ありますので取り上げてみます。まずなんといってもバンダイの目のつけどころがいいのは、この世知辛い世の中で一番ニーズのある「癒し」というものを手軽に得られる商品を開発した点にあると思います。今のこの毒づいた社会、みんなほんとは子供に帰りたいのです。そこで子供時代を彷彿させる懐かしいものとして、バンダイは「プチプチ」や駄菓子屋さんでよく食べた「うまい棒 」を起用しました。もちろん任天堂のDSやWiiのようなゲームのように、楽しく余暇を満喫できるものもたくさん出回っていますが、このゲームソフトの唯一の弱点は、たとえばOLを例にとると、面白すぎてやめれなくなる→睡眠不足になる→目も悪くなる→翌朝の仕事に響くといったふうに、時間がいくらあっても足りない状態に陥り、さらにどんどんシリーズもののソフトが次々と発売され、どこかで歯止めをかけないと、お金も時間も湯水のように使ってしまうというジレンマに陥ってしまうところにあります。その点、このバンダイのプチプチにしても通勤の電車の中でできるし、うまい棒入浴剤はほんとうに、毎日入るお風呂の中で手軽に癒し効果が得られるのですから、時間を別個にとられることもないし、コストもそんなにかからない。手軽な癒し法として流行る可能性があります。
バンダイは7月に「ガリガリくんソーダ」の入浴剤を出し、100万個を売り上げました。当初想定した小学生の購入より、20代、30代の会社員の購入が目立ったとのこと。今回のうまい棒は第2弾ということになりますね。夏はソーダ感覚でクールに、冬は唐辛子エキスでホットにというのも、今の健康志向に乗った戦略ですよね。それからガンダムのカードも当たれば大きいですよ。カードゲームはキャラクターの魅力が強いほど、はまった時のブームの広がり方は尋常じゃありません。ガンダムというブランドは根強い人気がありますからね。ただしガンダムはどちらかというと大人に人気のあるブランドなのでカードゲームとしてメインターゲットの小学生に受け入れられるかがポイントになりそうですね。バンダイもこのところ関連会社2社をTOBで子会社化するなど、再編を進めています。これから新たな飛躍に向けて、特にナムコとの相乗効果をもっと生かして、がんばっていってほしいものです。