☆福田内閣始動、実務重視・13閣僚再任 (9/25 日経)
自民党の福田康夫総裁は25日、国会の首相指名選挙で第91代首相に選ばれた。組閣では官房長官に町村信孝前外相を起用。後任の外相には高村正彦前防衛相を横滑りさせ、防衛相に石破茂氏、文部科学相に渡海紀三朗氏を登用した。安倍前内閣からの閣僚交代は4人にとどめ、残る13閣僚は再任。参院で野党が過半数を占める「ねじれ国会」での攻防をにらみ、手堅い実務型の布陣とした。
福田内閣は26日午前、皇居での首相の親任式、閣僚の認証式を経て正式に発足する。政府・与党は福田首相の所信表明演説を10月1日とする方向で調整している。
臨時国会の開会中という事情もあり、閣僚の入れ替えは最小限に抑えた。11月1日に期限を迎えるテロ対策特別措置法に代わる新法案の審議を控え、官房長官になった町村前外相の後任は高村前防衛相を横滑りさせた。新たに防衛相となる石破氏は小泉内閣で防衛庁長官を歴任し、安全保障政策に精通していることが決め手になった。
☆ヘッジファンド、日本資産型の運用不振・8月成績3.2%低下(9/25日経)
株式を中心に日本の資産に投資するヘッジファンドの運用成績が悪化している。株式相場の低迷で、8月は前月比3.2%低下し、2000年以降で最大のマイナスになった。世界の他市場に比べて日本での運用成績は悪く、ヘッジファンドの日本株離れが進む可能性もある。
調査会社のユーリカヘッジ(シンガポール)が日本の資産を組み込んだ約250本のファンドを集計した。資産額の約9割が株式。同社は1999年末を100として運用成績を指数化し、伸び率を算出している。
中国の胡錦濤総書記、秘書役に側近起用 (9/25日経)
中国共産党は19日、胡錦濤総書記の秘書役に当たる党中央弁公庁主任に令計画・副主任を充てる人事を発表した。前任の王剛氏は江沢民前総書記に近かったが、令氏は胡総書記と同じ共産主義青年団(共青団)出身。10月の党大会で2期目に入る胡総書記が秘書役にようやく側近を起用できたことは、党内の権力基盤強化を意味している。
弁公庁主任は党中央の事務を取り仕切る役割で、温家宝首相や曽慶紅国家副主席もかつて務めた重要ポスト。王剛氏が主任だったことで「胡総書記の言動はすべて江氏に筒抜けになっていた」(中国筋)とされる。「共青団派」と呼ばれる共青団出身者の派閥が、江氏に連なる「上海閥」や高級幹部の子弟「太子党」と駆け引きを展開し、着実に勢力を広げていることも示している。
☆中国、国有企業の上場相次ぐ・3社で2兆6000億円調達 (9/26日経)
中国で大手国有企業の株式上場が相次いでいる。25日に上場した中国建設銀行に加え、石炭最大手の中国神華能源や中国石油天然気(ペトロチャイナ)も近く上海証券取引所に上場する。3社の調達額は1700億元(約2兆6000億円)に上る見通し。大量の株式上場で足元の急ピッチな株価上昇にブレーキがかかる可能性もありそうだ。
建設銀行の調達額は580億5000万元に上った。今年最大規模の資金調達だったにもかかわらず、初値は公募価格(6.45元)を33%上回る8.55元で、終値は8.53元だった。中国国内でカネ余りが続くなか、個人投資家や投資信託の資金が集中した。
さて、今日の記事で私が伝えたいこと、もうお分かりですよね?顔ぶれをみてても全くわくわくさせられない内閣。これは本当に自民党の最後の内閣になりそうな感じですよね。当然、信頼できない内閣のところには世界のマネーが流れてきません。麻生さんが内閣に加わらなかったことでよりその傾向が鮮明になったと思われます。
そしてヘッジファンドのマネーもどんどん日本から逃避傾向にあります。村上ファンドの判決、スティールパートナーの判決、数々の規制を嫌って、シンガポールや香港などにマネーが逃げていってしまっているようです。
それに引き換え、今、波にのっている中国株。以前サブプライム問題の渦中に一時的に下がってからもとに戻りましたが、今度はその水準を突破してさらに上をめざし出しました。おそらく、サブプライムで揺れる欧州や米国から流れ出したマネーがいくあてのないまま彷徨い続ける中、とりあえずのところは波にのっている中国へとこぞってやってきたのでしょう。私も、以前は明らかにバブルだと思っていましたが、よく考えてみると、バブルって、はじけてからみんなが「あれはバブルだった…」というのであって、はじける前はそう言わないんでしたね。そして、中国一国集中のマネーの流れの原因を探ろうとした時、到達した答えはやはり政治力です。記事にもあるように、胡錦濤総書記が秘書役に側近を起用しました。これは一見たいした記事のようじゃなく思えますが、実はすごい意味があるのです。これまでは中国軍部を司る江沢民の息のかかった秘書でしたがようやく自分の側近を起用。中国では秘書というのは日本とは比べ物にならないぐらい力のある存在なのです。これは、政治の実権が名実ともに胡錦濤総書記に移ったことを意味するのです。その証拠に江沢民の地盤の上海の要人がたくさん汚職で逮捕されていますよね。政治統制がしっかりしてきたといえます。そして、政治が信用できる国には世界のマネーが集まってきます。これが、今の日本と中国の違いなのだと思うのです。
マネーの流れは政治力で決まります。私は麻生さんが民主党と組んで、新政権を樹立したら、面白くなるんじゃないかと密かに思っています。その時にネックになるのは鳩山兄弟の確執・・・。そこで邦夫氏にポストを与えて自民党に置き去りにしたのではないかと勝手に空想しています(笑)。いずれにしても、世界に胸をはれる、言いたいことをちゃんと言える、政治をしないことには、私たちがのどから手が出るほどほしいマネーの流れは永遠に巡ってこないような気がするのです。