☆ユニゾン18%出資 (8/28 日経)


回転ずし大手のあきんどスシローは27日、投資会社、ユニゾン・キャピタルを引受先とする弟3者割当増資を実施すると発表した。9月14日付でユニゾン系の二つのファンドに割り当て、約48億円を調達する。ユニゾンは18%出資する第3位株主となり、水産大手の極洋と共に国内外の出店で協力する。

極洋もスシロー株1%弱を取得し、社外取締役を一人を派遣する。今回の増資で、今年3月にスシロー発行済み株式数の27%を取得したゼンショーの出資比率は22%に低下する見通し。ゼンショーは今回の資金調達について事前に相談を受けていなかった。


スシローは我が家の近くにもあり、健康・安心・安全をコンセプトに店舗展開をしています。米も純国産米、酢も100%米酢、シャリも当日炊飯、醤油・タレ・ガリにも合成保存料や化学調味料を極力使わない

など、健康志向の家族に受け入れられる方針を貫いています。

だから、3月にゼンショーとの提携のニュースが流れた時は、大手のチェーンにはいったら、このコンセプトが名ばかりのものになってしまうのではないかと危惧しました。ですが、このゼンショーという会社、すき家という牛丼屋さんを展開していますが、BSE問題の時、政府の調査は信用できないからと、企業をあげてアメリカに調査団を派遣し、信用できないという結論にいたったので、アメリカ産牛肉使用再開を見送ったというエピソードを持っています。だから、大手チェーンにしては信頼できる会社なのではないでしょうか。ただ心配なのはあきんどスシロー自身の社内のゴタゴタ。ゼンショーへの株譲渡は創業者が独断で決めたという話もあります。経営陣の知らないところでこの話がすすめられたとのこと。そうだったとしたら、今回のユニゾンの出資は経営陣による買収防衛策ととることもでき、ゼンショーとの間でもゴタゴタが起きそうです。さらに、極洋まで登場してきましたから、今後の企業運営に注視が必要ですね。


【香港】外食産業が活況、1日1億8千万ドル

8月29日8時0分配信 NNA


 政府統計局は28日、今年上半期(1~6月)の外食産業の総売上高が昨年同期比11.7%増の334億HKドル(約5,010億円)だったと発表した。1日当たり平均1億8,000万HKドルが外食費に充てられた計算となる。景気回復の影響を受けて、食費に費やすコストの増加が顕著に現れたといえる。
 また外食産業の中でも、すし店や和牛などの日本食レストランが依然として根強い人気を誇っているようだ。 
 回転ずしチェーン「板前寿司」の先月の売上高は1,700万HKドルに上り、創業以来の最高記録を更新したという。同チェーンの鄭威濤・総経理によると、景気の回復に伴い、市民の高級志向が高まっており、1人当たりの平均消費額は、昨年の約130HKドルから今年は150HKドルまで上昇、1皿当たり15~25HKドル程度のものが最も好まれているという。このような市場の動きを受け、同チェーンは今月22日、ワンランク上のすし店「板長寿司」を九龍湾に開店させた。富裕層をターゲットとした同店では、産地直輸入の海鮮など、一皿40HKドルという回転ずしとしては高額なメニューも加えて、他店との差別化を図っている。 
 すしと並んで、和牛の人気も依然として衰えをみせていないようだ。コーズウェーベイにある和食店「和三昧」では、今年6月から売上高を顕著に伸ばし始め、7月には過去最高を更新。1,000HKドル近い高級和牛を注文する客も少なくなく、夏休みで、家族連れの客が目立っているという。
 
 ■立方体のメロン、1個1,680HKドル?
 
 一方、日本産の果物にも人気が集まっている。九龍湾にある果物専門店「永富」はこのほど、立方体のメロン(愛知県産)を輸入、独自販売した。重さは1個約1.5キロで販売価格は1,680HKドル。NNAが問い合わせたところによると、輸入した8個は既に完売した。
 
 ■特設コーナーで日本産農産物を販売=西田百貨
 
 沙田の西田百貨では現在、日本各地から空輸された新鮮な野菜や果物を特設コーナーで販売している。同店を運営する西友(沙田)有限公司の関係者によると、巨峰や種なし小粒ブドウなどのほか、スイカの人気も高く、これまでに比べて2倍の勢いで売れているという。同店ではきょう29日から来月5日まで長野県産農産物フェアを開催予定。28日付香港各紙が伝えた。


このように、経済が絶好調の香港でも健康志向、高級志向で日本の寿司や和牛、果物などが大人気なのです。日本の農業の発展のためにもこれらの国々への輸出戦略の強化が必要だと過去の記事でも触れましたが、寿司チェーンはもっとも有望だと思います。ユニゾンと極洋もそこに目をつけたのではないでしょうか。スシローは私個人の希望では街の良心的なお寿司屋さんのままでいてほしかったのですが、やはり株式上場してしまうと、成長戦略をとらざるをえないのでしょうね。スシローがファンドの後ろ盾を得て、このように香港、あるいは先日オープンしたカジノが大盛況のマカオ、そして中国やインドと

出店していき、健康志向というコンセプトに忠実であり続けた場合、すごく有望な、世界をまたにかける企業に大変身できる可能性があります。でも、まずは、社内の意思疎通をはかり、ゴタゴタを解決することが先決でしょうね。株価は新株発行による1株利益希薄化の懸念により下がりましたが、今後の経営戦略いかんでは十分有望な銘柄だと思います。