中国、食品値上がり鮮明(8/27)

中国の消費者物価指数(CPI)は今春から大きく上昇し始め、7月には前年同月比5.6%増と3年ぶりに5%を超えた。特に食品の物価上昇が激しい。穀物の国際相場が上がり、中国国内で豚肉や卵、食用油などが高騰しているためだ。24日、上海市の大型スーパー「ロータス」では豚バラ肉が500グラム17元弱(260円)で売られていた。10元ほどだった年初に比べ単純計算で7割高。飼料の値上がりで生産コストが上がり、伝染病による豚の大量死で供給量も減った。中国のCPI算出で食品は30%強の比率を占めるとされる。穀物価格の上昇は卵や乳製品などに畜産品から即席めん、食用油などの加工品に及んでいる。揚子江流域などで洪水も発生し、野菜の供給量が減り価格上昇につながった。


仏、「食後にチーズ」黄信号(8/15)

仏独などでヨーグルトやチーズの原料乳が不足し、製品の値上げが加速している。中国、インドなどの乳製品需要が急増、世界的な需給ひっ迫がおきているため。仏食品大手ダノンはヨーグルトなど乳製品を平均2.5%値上げ、独でもバターやチーズの価格が高騰している。


この他にも、神戸港に輸入されるコーヒー豆価格が高騰し、8年半ぶりの高値をつけたとの記事も出ました。中国をはじめとする新興成長国の生活水準が向上したことで、食品の値上がりが、世界的にもすさまじいものになっています。なんせ、中国だけでも13億人。この人たちが、毎朝コーヒーを飲む習慣を身につけたと考えてください。コーヒーって、ただでさえくせになる飲み物ですよね。もう、日本に回ってくる分がなくなりそうな勢いになるんじゃないでしょうか。そして、コーヒーにつきものの、砂糖やミルクもコーヒーの需要が高まるにつれ、一緒に

高まっていくのは必至だと思います。それから、中国で、食事時に、ワインとチーズに舌つづみをうつ人が増えてきているそうです。これも、欧州でチーズなどが値上げになっている大きな要因でしょうね。


政府が小麦値上げ発表(8/25日経)

小麦を原料とする食品の小売価格が上昇する公算が大きくなった。政府が24日、海外から調達した小麦の製粉会社への売り渡し価格を10%引き上げると発表したことを受け、日清食品は同日、即席めんの値上げを検討していると表明した。実施されれば、1990年以来、17年ぶりとなる。


国内でも、私たちの身近な商品の値上げの危機がやってきました。カップ麺業界は確かに、小麦の値上げのみならず、原材料のパーム油や放送資材の調達コストも上昇しているので、かなり苦しくなっていると思います。ヤマザキパンなど、パン業界も、小麦の使用比率が高いので、値上げに踏み切るかもしれませんね。

私たちの家計にも、じわじわと世界の食品値上げの影響が出始めそうですね。食品業界のさらなる効率経営に期待したいところです。