☆新日鉄太陽電池素材に参入(8/19 日経)
新日本製鉄は太陽電池の基礎素材である多結晶シリコンを量産、同市場に本格参入する。生産コストを最大5割低減できる製法を開発、年産2000トン規模の新工場を2010年にも建設する方向で検討に入った。JFEスチールも今年度中に同300トンの量産プラントを建設する。太陽電池メーカーの相次ぐ増産で多結晶シリコンは品不足が深刻化。鉄鋼大手の量産開始で素材を含めた太陽電池の国内一貫生産体制が強化され、環境分野での日本企業の競争力が一段と高まることになる。
☆記録的酷暑、列島襲う(8/19 日経)
発達した太平洋高気圧が猛威を振るい始めたのは15日。群馬県館林市で国内としては3年ぶりに最高気温が40度を突破。16日に入るとさらにヒートアップ。埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で40.9度を観測、山形市で1933年に観測された40.8度を上回り、74年ぶりに国内の最高値を更新した。
近頃の環境の異変から見る限り、環境改善の取り組みは待ったなしの状態です。ですから今朝の新日鉄の記事は久しぶりの明るいニュースだと思います。世界同時株安を通して、いくら好調な鉄鋼業界でも、外需に頼りすぎることに不安を感じたはずです。新たな収益源にもなり、世界の環境問題にも貢献できるこの事業、官民あげて
応援する必要がありそうです。今までは、太陽電池といえばシャープ、京セラ、三洋電機などがシェアを分け合い、半導体用に純度を高めた多結晶シリコンを太陽電池に転用していたそうです。今回新日鉄は製鉄技術を使い、純度を落とした太陽電池専用の多結晶シリコンの製造手法を確立したとのことで、これは画期的なことだと思います。鉄鋼業界では世界最大のアルセロール・ミタルが誕生し、国際競争が激化し、新日鉄まで買収の標的になると噂されています。新たな収益源の確立で企業価値が高められれば、時価総額の向上で、買収防衛につながるとともに、自身の買収戦略にも役立つとのことです。