☆米公定歩合 緊急下げ(日経8/18)
FRBは17日、臨時の米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、FRBが公定歩合を緊急に0.5%引き下げ、年5.75%とすることを全会一致で決めた。9月18日に予定している次回のFOMCを待たずに緊急利下げに踏み切り、サブプライム問題を発端とする金融・株式市場の動揺や信用収縮の広がりに歯止めをかえる強い意志を示した。公定歩合の引き下げは即日実施した。短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は現行の年5.25%に据え置いた。FRBの利下げは2003年6月のFOMC以来、約4年ぶり。臨時FOMCでの緊急利下げは米同時テロ直後の01年9月以来となる。
やはりアメリカは利下げにふみきりましたね。一旦はこれで落ち着きを取り戻しそうですが、まだまだ予断は許さない状況だと思われます。
☆日経平均 終値874円安(日経8/18)
日経平均は3日連続で年初来安値を更新し、2000年4月17日以来、7年4か月ぶりの下げ幅となった。下げを加速させたのは急激な円高。この日は一時1ドル111円台に急騰した。輸出企業の想定レートは1ドル115円前後。円高は企業の輸出採算の悪化につながる。トヨタやソニーなど輸出関連株が総くずれとなった。
日本の株安が他国よりもきつかったのは、この円高でダブルパンチをくらったということですね。連鎖株安で市場の混乱に不安をいだいた投資家が高リスクの運用を手じまう動きが加速しています。その流れでヘッジファンドなどが低金利で借りた円を売って高金利通貨を買う円キャリー取引をやめ、円の買い戻しを急いだことも大きいですね。株安で信用取引の買いから入っていた人は大ピンチとなりました。17日、インターネット専業証券大手5社で1万件を超える追い証が発生したそうです。これは1日の件数としては、あのライブドアショック時を超える過去最大ということです。
☆投信分配金減額(日経8/18)
急激な株安、円高の影響は個人が投資する金融商品にも及んできた。投資信託では分配金を減らすファンドが出てきたほか、外貨預金では元本割れ、変額年金では受取額が減る恐れが出てきた。
円高で、外債ファンドもピンチです。特に、年金暮らしのお年寄りに毎月おこづかい感覚で分配金を出していた、グローバルソブリンの雲ゆきが怪しいのが気にかかります。今のところ内部留保の取り崩しなどで40円の分配金を維持するとのことですが、さらに円高が進めば、減額も避けられないとのことです。基準価格も7月から約6%下落しています。万一分配金が下がれば、資金の流出はかなりのものになると考えられます。日本最大のお化けファンドと言われているだけに、今後の動向に要注目ですね。