今は、個別の銘柄を分析するよりも、世界がこれからどう動こうとしているのかを分析する時期だと思います。

いくら、いい銘柄を発掘しても、この状況で投資すれば、底なし沼に陥る危険性があります。


今年2/27の世界同時株安で学習したこと

中国発の世界同時株安でしたね。これが欧州、米国、そして日本と波及しました。ここで学習したのは、いまやマネーの流れはグローバル。単なる1国の株安ではすまないってことでした。しかし、この時は比較的早く、パニックはおさまりました。


グローバルマネーの正体

これはずばり円です。いわゆる円キャリートレード。低金利の円をかりて、高金利の国で投資するというものです。これがヘッジファンドなどの投資マネーとなり、中国や米国の株式や不動産、そして、商品市場へと流れ込み、バブルを引き起こしたと考えられます。


いつも損するのは庶民

中国ではほとんどの国民が株にのめりこんでいます。一般庶民までも、「株民」と呼ばれ、毎日毎日証券会社の株価ボードの前にはりついています。これは、主婦までもが株に走った日本のバブルの絶頂期と同じ現象ですね。アメリカでも、一般庶民が不動産の、買いさえすれば上がるという幻想に踊らされて、サブプライムローンなどを組み、分不相応な投資にのめりこんでいる状態でした。しかし、今までの歴史を振り返ると、必ず毎度、毎度のバブルで、最後に泣きを見るのは庶民と決まっています。ですから、今回の世界同時株安も、庶民をふりおとすための、起こるべくして起こった、バブル崩壊だと考えられます。


以上のことから、今は状況を慎重に見守り、相場が落ち着いて出直った時のために、静かに個別銘柄を分析する時期だと思います。私を含め、つらい局面を迎えている方たちへ、お互いがんばって、この荒波をのりこえていきましょう!