ファーストリテイリング、バーニーズ買収断念

8/6にとりあげた買収合戦、結局ファーストリテイリングが価格の再提示を辞退することで決着しました。私は正直ほっとしました。仮にファーストリテイリングがまた価格をつりあげても、相手は絶対あきらめなかったはずですから。とにかく泥沼におちいるのは避けれましたね。仮にファーストリテイリングが執念でしがみついて、すごい高値でバーニーズを傘下に収めたとしても、今度はバーニーズを抱えたファーストリテイリング自体が飲み込まれる危険性があったと思いませんか。オイルマネーおそるべし・・・。特に今はライブドア・グッドウィル・ブックオフなど、絶対的なカリスマ性をもったオーナーをもつ企業が狙い撃ちにされている傾向があるので、ほんと、今はじっくりと足元をかためていただきたいと思います。


ファーストリテイリングへの提言

国内のユニクロ事業が伸び悩んでいるから新たな成長のために海外の高級ブランドを買収する・・・。

これだと、ユニクロのブランドだけでは世界に通用しないと自ら認めているようなものです。

大切なことはなぜ国内のユニクロ事業が伸び悩んでいるかの分析ではないでしょうか。M&Aへの資金が3000億もあるなら、その中の何割かでもいいから、ユニクロのブランド価値を高めることに使ったらどうでしょうか。

まず国内の事業がなぜ伸び悩んでいるかを私独自に分析しますと、もうひととおり全国にゆきわたり、みんな食傷ぎみなのではないでしょうか。しかも丈夫で長持ちするなら、買い換えるスパンも長くなりますしね・・・。

そして、あきっぽい日本人は、だんだんと人とちがった個性的な服がほしくなってくるのです。今のユニクロの商品だと誰かのとかぶってしまう恐れがありますからね。だから同じ路線のお店だけ増やしても売り上げは伸び悩むのは必至です。ダイエーにはいっているジーユーも現に苦戦していますしね・・・。

そこで私からの提案。商品に付加価値をつける。例えばその1、カリスマデザイナーなどを起用して、日本中で限定○○着の商品を定期的に発売し話題づくりをする。商品はネットを通して販売。その2、大型店舗の1部にネットカフェのようなスペースをつくり、家族がそこで待てるようにする。パソコンを常備し、デザインを自分で作れたり、数多くの候補の中から好きなデザインを選べたりできるようにして、プチオーダーメイドできるようにする。もちろん、そういう付加価値のあるものは値段も高く設定し、ビジネスとして成り立つようにするが、今までの安価な商品もバランスよく揃えておく。その3、海外進出するなら寒ーい国へ。ロシアや北欧など超寒い国にフリースを広めれば、世界的な社会貢献になり、会社の真のブランド価値が高まりますよ。