「森永製菓など食品メーカー5社は9月、美容成分として注目されている「N-アセチルグルコサミン」を配合した食品をそれぞれ発売する。美容に関心のある女性などに売り込む。いずれも焼津水産化学工業がカニやエビの甲殻から抽出した成分を採用している。各社はそれぞれスキムミルク、ココア、ヨーグルト風味の飲料などとして商品化する。表皮の下から肌の潤いを保つという同成分を食品のかたちで消費者に提供し、毎日でも摂取しやすいようにした。同成分は甘味料としての機能ももっている。発売する5社は森永製菓、雪印乳業、同社系のビーンスターク・スノー、サッポロビール系のサッポロエージェンシー、日本ミルクコミュニティ」(8/3日経)
焼津水産化学工業は調味料事業、機能食品事業、水産物事業で構成されていますが、このところ機能食品事業に力をいれています。今回採用されたアセチルグルコサミン以外にも魚の骨からつくったカルシウムタブレットや魚でつくったマリンコラーゲンなどを販売しています。特に私が目をつけているのがただいま研究中の「キチンオリゴ糖」。カニやエビの殻から精製したキチンを原料として製造するこの糖に、なんと腫瘍の成長を抑制する作用(抗がん作用)があることが確認されたのです。これがバイオ分野で採用されればとんでもないことになるとおもいませんか?それから今回採用された吸収率のよい天然型アセチルグルコサミンは、科学合成された従来のグルコサミンとはちがい、ほのかに甘く、甘味料としての機能ももっているというのははずせないポイントです。砂糖の商品価格が上昇している今、健康的な甘味料は非常に商品価値があるといえます。今後の成長から目が離せない注目企業です。