レアメタル(希少金属)とは埋蔵量が少なかったり、埋蔵量は多いものの抽出が難しい31種類の金属のことです。私はこれから先、このレアメタルはますます争奪戦が激しくなり、価格もはねあがると予想します。なぜなら、ただでさえ希少なのに、新興国の経済成長を背景に需要が急増する一方、中国など産出国は輸出抑制に動いているから。日経によると、たとえばレアメタルの一種である白金は、排ガス浄化用の触媒に欠かせず自動車産業が生産量の6割を消費する。自動車1台あたりの白金使用量は約3グラム。次世代自動車の切り札と期待される燃料電池車になると80グラムが必要。現在価格で40万円超のコストとなる。4年で2倍に値上がりした白金が業績好調な自動車各社の足元を揺さぶっているとのことです。さらにビールのアルミ缶の強度を高めるために添加するマンガンまでも、品薄になっているといいます。レアメタルとは、例えるなら人間にとってのミネラルみたいなもので、絶対になくてはならないものなのに、かなり深刻な状況ですね。各企業の知恵のみせどころともいえます。ホンダは燃料電池車の白金使用量を減らす技術にメドをつけたとのこと。未来に勝ち残る企業になるためには、レアメタルに代わる金属の開発や製造技術の進歩が待ち望まれますね。