何十年も前から、ピアノで「ノクターン」を弾きたいと思い続けていましたが、「トロイメライ」も弾いてみたいと思っていました。なぜかは分かりません。「ノクターン」ほど強い思いではありませんでしたが、なんとなく弾いてみたいなと思っていました。
ピアノ再開に向けて、「トロイメライ」を弾きたい、と友達に言ったら、「難しいよ」と言われました。
いろんなサイトを見ていたら、「トロイメライ」は難しい、プロでも難しい、みたいなことが言われていました。
なので、ずっと前から楽譜は持っていましたが、弾いたことはありませんでした。
今回、たまたま「見知らぬ国」を聴いて、弾いてみようと思いました。
シューマンは、子どものとき、「楽しき農夫」は弾いたことがあります。
「見知らぬ国」は、シューマンのピアノ曲集「子供の情景」で、「トロイメライ」と一緒にあるし、難易度も低いので、弾けるかなと思いました。
「見知らぬ国」
初見で両手で弾いてみて、いきなり1小節目で、衝撃を受けました。なんて美しい和音の響き、これまでに弾いたことのない音。
シューマンって、こんな和音を書くんだ!
ショパンやモーツァルトでは、知らなかった!
音楽理論の知識がない私は、調べました。
「見知らぬ国、和音」で検索したら、出てきました。
「ドッペルドミナント」なんですね。シューマン以外にも、使っている人はあるみたいです。
耳で聴いていると、美しいと感じるけど、ピアノで弾いてみると、美しさのレベルが違うのです。
この曲は、簡単そうですが、右手と左手をうまく使わないと弾けないことも判明。三声に分かれているので、メロディをはっきりと出さなくなりません。ゆっくり練習を始めました。
そして、ついに「トロイメライ」も弾いてみました。
初見でゆっくり弾いて、音は取れました。
どの曲にも言えることですが、耳で聴き慣れているので、音は取れるのだと思います。
美しく弾くのは難しいですが。
たぶん、「雨だれ」で苦しんだおかげです。「雨だれ」で弾きにくいところを、投げ出さずに頑張ったので、「愛のワルツ」も「トロイメライ」も何となく弾くことができました。
「見知らぬ国」も「トロイメライ」も弾くのは楽しいです。どちらの曲もまだスムーズに弾けませんが、一音一音の美しさに感動します。
ショパン、モーツァルト、ブラームスもすごいと思ったけど、シューマンもすごいと知りました。
この歳になって、何かができる喜びや楽しさを味わえるなんて、幸せだなあと思います。
昨日までできなかったことが、今日はできる、そんな充実感を目に見えて味わえるのが、ピアノ練習です。子どもの頃、こんな充実感を感じていたのか、記憶にありません。イヤになってやめたのだから、たぶん味わってなかったのかなぁと思ったりします。
