春日野・飛火野

| 奈良ホテルから少し歩くと, |
| 右側に春日大社の大きな鳥居がありました。 |
| 夏の朝,まだそんなに人通りはありません。 |
| 春日大社に行こうと,参道を歩き始めると, |
| 地元の人らしき男性が, |
| 「もうすぐあそこで鹿寄せが始まるよ。行ってごらん」と, |
| 指を指して教えてくれました。 |
| それで,その方が教えてくれた方に歩いて行きました。 |

| 道路の向こうに,少し人が集まっているのが見えます。 |
| この辺り,春日大社一帯を,『春日野』『飛火野』というそうです。 |
| 私たちがここに行ったときは,9時50分。 |
| 10時から鹿寄せが始まるようです。 |
| とてもタイミングがよくてラッキーでした。 |
| 鹿が少しだけいました。 |
| 人が集まっているところで,少し待っていると, |
| 法被を着た男性が,フレンチホルンを吹き始めました。 |
| ほんの1~2分です。 |
| しばらくすると,春日大社の森の方から, |
| どどっと,たくさんの鹿が走ってきました。 |
| 何とも言えない,壮観な風景です。 |

| フレンチホルンの音色だけで,こんなにたくさんの鹿が集まるなんて, |
| びっくりです。 |
| フレンチホルンを吹いているお兄さんは, |
| 「奈良の鹿愛護会」の方だそうです。 |
| この時期だけ,鹿寄せをしてくれているようです。 |
| このお兄さんの持っている籠には, |
| ドングリがたくさん入っていました。 |
| 鹿たちは,このドングリを目当てに,森から走ってきたようです。(*´▽`*) |

| 1892(明治25)年の春日大社の鹿苑竣工奉告祭で, |
| ラッパを吹いて鹿を集めたのが, |
| この鹿寄せの始まりだそうです。 |

