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心身症:
 俗に言われる「病は気から」。心の中のわだかまり,痛手,もつれ(葛藤)といった心理的なことが原因となって起こる体の病気を心身症と呼んでいる。他の神経症と比べて特徴的なのは,表面に現れてくるのはもっぱら身体症状だけで,不安その他の精神症状は現れないという点である。心身症では,表面に現れてくるのはもっぱら身体症状(体の異常)だけであり,それも特に自律神経に支配されている臓器や部位(胃・腸などの消化器,心臓.血管などの循環器,気管支・肺などの呼吸器,腎臓.尿路などの泌尿器,皮膚その他)に起こるのが特徴である。
 心身症として起こった場合には,体の病気に対する治療と同時に,精神的な治療も必要になってくる。体の病気に対する治療だけ行って,その場は治ったとしても,心の問題が解決しない限りまた再発する危険をはらんでいる。

心身症の起こる領域 と 主だった病名及び症状
循環器系・・・・・ 本熊性高血圧,狭心症,頻脈,不整脈などの症状
呼吸器系・・・・・ 気管支喘息、神経性呼吸困難,喉頭けいれん、しゃっくり
消化器系・・・・・ 胃.十二指腸潰瘍,慢性胃炎、胃下垂、胃アトニー,潰瘍性大腸炎
内分泌系・・・・・ 糖尿病,肥満症、甲状腺機能亢進症などの疾患
神経系・・・・・・ 神経痛、筋緊張性頭痛などの疾患、めまい、失神発作など
泌尿器科系・・・・ 月経困難症,月経前緊張症,インポテンツ、過敏性膀胱など
筋・骨格系・・・・ 慢性関節リウマチ,脊髄過敏症,関節痛,腰痛、背痛など
皮膚系・・・・・・ 皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、円形脱毛症、多汗症、湿疹など
耳鼻咽喉科領域・・・メニエール症候群,アレルギー性鼻炎、慢性副鼻こう炎など
眼科領域・・・・・ 緑内障、眼精疲労などの疾患、眼まぶたけいれんなど
小児科領域・・・・・小児喘息、起立性調節障害,夜尿症、周期性おうと症,頭痛、発熱,尿閉などの症状

心身症の私

 数年前に,あるストレスから食べられなくなりました。おなかがすかないんです。胃の検査をしてもどこも異常はありません。かなり痩せました。だって食べられないんですから。ある日,全身が鏡に映ったところを見て,愕然となりました。鏡の中におばあさんの私がいたのです。そこで,かかりつけの内科医は,私が以前から胆石を持っていたので,それが影響しているから手術するように勧めてくれて,胆石摘出の手術をしました。それ以来食べれるようになりました。
 それから遡ること2年。その頃にも,ある日突然食べられなくなりました。半年近く続きました。自分でも気づかないくらいのストレスでした。しかし,そのストレスがなくなったとき,食べれるようになっていました。今にして思えば,それが心身症だったのです。
 それよりもっと前から,高血圧気味で,降圧剤を飲んでいましたが・・・。
 
 その頃の私は,心身症ということばを知りませんでした。

 若い頃,胃が痛むので病院に行ったら,「十二指腸潰瘍の痕がある」と言われました。その頃も,それなりに厳しいストレスがあったのでした。
 また,その頃から偏頭痛がよく起こるようになりました。頭痛と共にはき気がし,嘔吐します。1年に数回起こるので,大病院の脳外科を2つ受診したり,脳ドッグを受けたりしましたが,どこも異常はありませんでした。しかし,偏頭痛は今でも時折起こります。若い頃は半日で治りましたが,最近は2,3日かかることもしばしばです。
 
 ということで,私は,ストレスは高血圧,消化器系,偏頭痛などに出ると分かりました。

 私が心身症だと分かったのは最近です。それも,ここ数年の勉強と情報の収集で分かったことです。もっと早くから知っていたら,それなりに対応の仕方も分かり,もっと楽だったのかもしれません。

 5月中旬に,高血圧による頭痛で,かなり苦しみましたが,だいぶ楽になってきました。かなりきついストレスで,そのストレスは減りそうにありません。
 内科医が,「このままだと鬱になるよ」とまで言ってくれました。しかし,幸いにも,夜は眠れるし,食欲もあり太っています。鬱にはならなかったようです。
 ストレスを取り除くしか改善の方法がないのですが,ストレスが去ってくれないので,私が逃げるしかありません。ストレスに対して,まともに向かっていくのをやめました。深く考えないことにしました。そうすることによって,体調が戻りつつあります。

 今日,久し振りに,コットンの薄い夏用のフレヤースカートをはきました。去年はすっと入ったのに,ヒップあたりで引っかかります。あらら,太ってしまったみたいです。これから痩せないと,このお気に入りのスカートがはけなくなります。ちょっとは食欲がなくなるとうれしいのですが・・・。
 贅沢な悩みですね。