暗闇 | 綴り

綴り

毎日の綴りです。

泣いている子供の声を聞くたびに

胸がズキズキ痛む

大きな声で泣き叫ぶ子供の声に

耳が裂けてしまいそうになる

やめてあげて

その声が出せない

あまりの恐ろしさに

どうしたらあの子を救えるのか

私に勇気があれば助けられるのか

でもあの子はそうしたらお母さんと一緒にいられない

それでも幸せといえるのか

たとえ泣かされても生かされているならば

それでも母と子は一緒にいるべきなのか

どこで線引きすべきなのか

いろんな声はあるけれど

どれが一体正しいのかわからない

子供の声にただ胸がズキズキするだけ

夜遅く家の外に出されて家にずっと入れてもらえなかった

トイレに行きたくても入れてもらえなかった

そんな辛いことがあって

そのせいで私はトイレがない場所へ行くと不安になって

トイレのない場所に何分もいられない

そんな神経症から解放してくれたのも

また母だった

悪気ではない

それでもその時してしまったことは子供の心に傷を作る

それがわかっていても

何も出来ない

私は本当にただの臆病で身勝手な小心者だ





桜 歩美