良いことがある日は嬉しいが、
嫌なことも絶対起こると思うと素直に喜べない。
いつからそんな大人になったのか。
悲しいな大人は。
何もない日が一番いい。
いつの頃からかそう思うようになってしまった。
ハプニングが起きるとどっと疲れる。
若い頃は何とか乗り切れたがこの頃は翌々日まで立ち直れない。
頑張りが効かないっていう感じ。
仕事はうまくいっている。
この頃順調にシフトも増やしてもらえている。
息子も風邪をひかなくなった。
私も何故かそれとともに風邪をひかなくなった。
やっぱり風邪って子供から移るものなのかしらね。
だから何かで急に仕事を休むということもなくなった。
自分が少し体調不良くらいなら我慢出来るし、
家に帰れば家族は許してくれる。
優しい家族に囲まれ、何も起こらなければすごく幸せ。
・・なんだけど、時々すごい大変なことが・・起こるよね、人生って。
避けては通れない問題というものが。
それさえ乗り切ればその先は特に何の問題もないのに、
それを乗り切るのがすごく大変という出来ごとが。
年齢を重ね、いろいろな出来事にすぐに順応出来るようになったが、
それでもハプニングには相当参る。
どうして今そんなことが起こるの?っていうこと。
夫はいつも冷静だけど、私には冷静であっていいように思えないことが
本当に毎回起こる。
全部私一人で対処している。
主に息子のことだが。
息子が何かしでかしているわけではなく、
学校に出向くことやら親同士のことやら、
そういうこの頃の学校のいちいち親を呼び出す環境に本当にうんざり。
そんなことで?というようなこと。
子供に自分でさせてくれというようなことでも、
それが受験に関わりますみたいな言い方をされるときが多い。
受験に関わりますが一生を左右しますみたいに聞こえてならないんだが。
ティーチャーズペット。
本当にそんな感じがするよ。
先生の言うことに従わなければ内申点が下がりますっていうやつ。
そんな大げさなことないだろうって思って迎えた息子の中学。
でも、結構そんなことありありで。
部活動にまでそんな空気が張り詰めて。
子供は無邪気だけど親の目が爛々として見える。
怖い。
そりゃ大切な我が子の一生を左右するかも知れないことには必死になるよね。
「大学を出なればいけないっていう根拠は何?」
そんなことを息子に問われる時、
学歴がなんだよと思っている自分を偽って、
「みんな大学へ行く時代なんだから行けるなら行ったほうがいいってことじゃない?」
と答えながら自分でも疑問だ。
何で行かなきゃいけないのかなんて、
私にもわからないから。
だから最後のほうは「どうしても行きたくないってそのとき思えば無理に行かなくてもいいでしょ。
でも今は行くこととして勉強してなければ大学へは行けないということだけ。」という。
そう言われて息子が「じゃ勉強しない」って言うのかと言えば、
「大学には行くよ、勉強もする。でも行くことの意味がわからないな、やっぱり。」っと言って、
机に向かうんだ。
大人になれば大学へ行っていれば良かったと思うんだなどということは、
この息子の年齢には響かないと思うし。
一応そんなことも言ってはみるんだけど。
でも、毎晩赤い目をしている息子を見ると、
22時になれば「もう寝たら?」と言ってしまう。
睡眠って大事でしょ。
この時期の子供には睡眠って大事なんだよ本当は。
でも、その睡眠時間を減らす仕組みになってると思うよ中学って。
そこんところ考えてほしい。
わかってほしい。
いろいろ大変なんだよ、この年齢は。
考えることも多いし、悩みも多い。
しなきゃならないことだらけでイライラして。
それで寝不足って一番悪いでしょ。
あと2年と半年。
あっという間に中学一年生の半年は過ぎた。
あっという間に残りも過ぎてしまうのだろう。
でも、どうか、彼にとって有意義な生活であって欲しい。
勉強ばかりでなく、彼にとってたくさんの思い出の詰まるような
そんな時間を作ってもらいたい。
だから、学歴なんかにこだわる私はどこかに捨てたい。
桜 歩美