感謝の気持ち | 綴り

綴り

毎日の綴りです。

感謝すると誰かに言ってもらえたことに深い感謝の気持ちを贈りたい。

私なんてといつも生きていた。

どんなに真面目に懸命に生きていても所詮と思って生きていた。

そんな人生だと思ってきた。

だけど、どこかで誰かが頑張っていたことを認めてくれるときは来る。

親のせいで自分の思う通りに生きられなかったと嘆いた日々ばかり。

でも、親のせいにしたって、これからを生きるのはその自分なのだから、

その自分でいかに精一杯懸命に楽しく必死に生きるかが大切なのだ。


私からの言葉で花が咲いているとか、

今日は晴れているとか、

そういうささやかなことに感動する心を持てるようになったと

言ってもらえた。

私こそそう言って頂いている方からどれほどのお力を頂いていることか知れないのに。

生きてきて良かったなと思えた。

私という存在が少しは役に立ってくれたのだなと思えた。


それは此処に在る家族にとって、

私がいることが当たり前になってるあまり気がつかない幸せがあるからこそ。

私はそうして周囲の人へ少しは役に立つ人間になれたのだと思う。


今、思春期をむかえ討つ息子はマザコン気味であり、

私への反抗をどう現わしていいのか時折わからなくなるらしい。

わぁーっと怒りを声に出すこともある。

びっくりするけど、

私の育てた子がそうなっているのであって、

我が子を見守っている時間は変わらなくて、

そうびっくりすることでもないんだと思いなおした。


いっぱい人生にはとんでもないことが起こる。

でも、とんでもないことが起こらない人生なんて

つまらないかも知れない。

いろんなことが起きて孤軍奮闘するからこそ、

生きてることを実感するんだと思う。


そんな人間としてはまだまだの私へ感謝の意を示してくださる恩師に

私はその数十倍の感謝を感じている。