「ロング・グッドバイ」の第1話はリアルタイムで見て

第2話はリアルタイムで見られなかったので

第2話から最終回までの録画を

日曜に、一気にぶっ続けで見ました。

がっつり4時間、「ロング・グッドバイ」の世界にどっぷり浸り

たっぷり、堪能しました。



面白かった・・・


このドラマは日本の


フィルム・ノワール


だと・・・

思いました。



フィルム・ノワールの特徴である

私立探偵の主人公

男を堕落させるファム・ファタール(運命の女)の存在

警官、判事、富裕層、ギャング、無法者などの登場人物

回想形式のナレーション

フラッシュバック

光と影による明暗


悲観的、退廃的な世界観

アメリカが舞台の小説を日本に置き換えて

見事にテレビドラマ化しました。



原作を読んでいないので比べようもないけど

ネットレビューなどを読む限り

原作のファンの方々には概ね好評のようで

浅野さんと剛くんははまり役だったようですね。




残念だったのは

あれだけの美術、舞台セット、小道具など

細部にこだわっていて

インテリアもファッションも美しいし

カメラワークにも力を入れて、映像美を作り上げたのに

テレビ画面では実にもったいない

映画館で大画面で見たかった・・・





タイトルバックのデザインもそこに流れる音楽もよかった。

一昔前のアメリカの映画やテレビドラマを踏襲していて

何気に「007」、「スパイ大作戦」の音楽を思い出しました。

「あまちゃん」のテーマ音楽の大友さん、さすがです。



ファム・ファタールの亜以子の登場シーン

もっと短くてもいいんじゃないかなぁ

長々と出るよりも

短いほうがインパクトがあって

ミステリアスさも増すだろうし・・・



出番が少なかったけど

保もミステリアスな存在でしたね。

フェミニンな白いファッションが

細身の身体によく似合っていた



雨にずぶ濡れになったり

血まみれになったり


保の姿は常に儚げでエキセントリック・・・叫び

こういう男の役、ホント似合うよね。



保は

出演時間が短かったのは残念だったけれど

重要な役どころで剛くん、本当にいい演技してました。



女優陣がモデル出身で皆さん華やかでスタイルもよろしくて

見栄えはいいけれど、演技経験が浅いためか

セリフがう~ん汗な感じで

演技がこなれてなかったのが残念。

小雪さんは女優としてキャリア積んでるから

上手くてよかったけれど・・・



脇役はベテラン、演技派を贅沢に揃えて

見応え有りましたね。

柄本さんのタヌキおやじっぷりはよかったし

石田えりさんもスパイスが効いててよかった。




あと、よかったのが

時折、流れた台湾時代の少年の保と少女の亜以子の回想シーンが

柔らかい光に包まれていて、とても美しく、

短いシーンでありながらも鮮烈で印象に残りました。



ハードボイルドなら

磐二と亜以子の関係性をもう少し割愛して

(間延びして見えたので)

全4話でもいいと思う。



やっぱり男の友情物語・・・(愛情物語かもにひひ

「あなたに呼ばれたら僕は必ずあなたの元に戻ってきます」


ああ、ブーメランみたい

いや子犬しっぽフリフリか?

こんなこと言われた日にゃ・・・

すぐに呼びますとも



ああ、、、2時間の映画で観たかった・・・
(あちこちカットして、2時間に編集してもいいんじゃないか)