本を読むときは言葉の海に身をゆだねるだけ。

読書歴を語ることは、私の人生を語ることです。

                                小川洋子


本屋で本を選んでいるとき
時々、本に呼ばれているような気がして
その本にすっと手が伸びることがある。
呼ばれるように目がそこに行き、
手にした本・・・それが
小川洋子さんの「博士の本棚」

ミントのときどき日記



「博士の愛した数式」も隣に並んでいた。
少し前、
テレビで「博士の愛した数式」の映画をやっていた。
映画館で観たのにほとんど内容を忘れてしまったので、
見るつもりが忘れてしまった・・・
「博士の本棚」は「博士の愛した数式」の続編なのかなと思い
パラパラと見たら、続編ではなかった。
小川さんが読んだ本のこと、敬愛する作家のこと
本にまつわる思い出話などが語られているエッセイだった。

小川さんが敬愛する作家ポール・オースター


小川さんが小説を書いていて行き詰った時

投げ出したくなった時

ポール・オースターのエッセイ集

「トゥルー・ストーリーズ」の中の一行に

励まされると言う・・・


「昔からずっと、私の夢は唯一、ものを書くことだった」



図書室で夢中になった『秘密の花園』『小公子』、でも本が無い家だったので愛読書はなんと『家庭の医学』だった。13歳で出会った『アンネの日記』に触発されて作家を志す。オースター、ブローティガン、内田百けん、村上春樹……本への愛情がひしひしと伝わるエッセイ集。思わぬ出会いをたくさんもたらしてくれた『博士の愛した数式』誕生秘話や、愛犬の尻尾にふと白毛を見つけた感慨なども。