2種のアレンジを紹介します。
ヴァーティカルラインというのは、
直立形のアレンジメントです。
こちらはマミフラワーデザインスクール本科の方の
作品です。
基礎科の段階では、花器にオアシスをセットしますが、
本科では花くばりという手法でお花を立たせます。
この日はウンリュウヤナギをくばりにしました。
器の中にウンリュウヤナギが入ってます。

写真では平面に写ってしまいますが、
この作品は四方見といってどこから見てもきれいに見えるように
活けるデザインです。
用意したウンリュウヤナギがとても立派で、大きくて、
花器に入れ込むまでが難しかったようですが、
しっかりとした花くばりのベースが出来ていました。
ベースがしっかりしていたので、
季節のお花のリンドウは茎が太めで
高さもありましたが、しっかりと立たせていらっしゃいました。
葉を落としすっきりとしたデザインが仕上がりました。
使った花材は
バラ③(ニューブライダル)
リンドウ②
クジャクソウ①
トルコキキョウ①
ウンリュウヤナギ①
です。
次にホリゾンタルライン
ホリゾンタルラインのデザインは水平形のデザインです。
先ほどのヴァーティカルが縦にまっすぐだったのに対し、
こちらは横にまっすぐのデザインです。
茎の線の細い花材を使って
横のラインを出します。

ガラスの花器にデザインしてもらいました。
使った花材は
バラ③
スプレーバラ①
トルコキキョウ①
デンファレ②
レザーファン①
です。
まだ入会されて3回目の方ですが、
バランスよく入っています。
花材の向きや角度、お花の長さをどのくらいにするか
難しかったようです。
オアシスは何度も挿していくと
穴があいてしまい、
挿したい箇所に挿せなくなってしまうのが
難点です。
挿しづらくなってしまった箇所はありましたが、
ラインがきれいに出ていて
のびのびとしたデザインが仕上がりました。
この方は遠くから電車で通って下さっています。
(ありがとうございます
サイドが長いデザインなので、そのままでは
持って帰ってもらうことが出来ないので
サイドのお花だけを抜いて、
替えのオアシスを持って帰ってもらいました。
挿しなおしもまた復習になりますね!