【MTG】満を持してご紹介!青のルーターカード!! | MINT新宿店のブログ

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皆様こんにちは!
MINT新宿店スタッフの田口です!

5月もそろそろ終わろうとしております。今月の頭に合ったGP東京もなんかずいぶん昔の事のように思えてきました。

そんなGPから一ヶ月近く、『イニストラードを覆う影』発売から二ヶ月近く経ち、環境もかなり成熟してきたのか、コントロール系のデッキが様々な大会で上位に姿を見せるようになってきました。
GP東京でも優勝した「白緑赤コントロール」、環境初期から存在している「白黒コントロール」がかなり活躍しているようです。

その、最近活躍しているコントロールデッキの中に「青黒赤コントロール」というデッキがあります。

今日はその「青黒赤コントロール」に採用されている、「ルーター」能力を持ったカードの紹介をしようと思います!
が、まず「ルーター」というのは何か説明させて頂くと、「カードを引き、同数のカードを捨てる」という起動型能力を持つパーマネントの俗称です。

噛み砕いて言うと、要らない手札を入れ替えて質をよくすることが出来るカード。でしょうか。

コントロールデッキにとっては手札で腐りそうなカードを交換出来るので非常に有用な能力です。

さて、それでは本日ご紹介するカードは「ルーター」能力を持った、あの青のプレインズウォーカーです!!


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Jace, Vryn's Prodigy / ヴリンの神童、ジェイス (1)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(T):カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。あなたの墓地にカードが5枚以上あるなら、ヴリンの神童、ジェイスを追放し、その後、これを変身させた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
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Jace, Telepath Unbound / 束縛なきテレパス、ジェイス
〔青〕 プレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+1]:クリーチャーを最大1体まで対象とする。あなたの次のターンまで、それは-2/-0の修整を受ける。
[-3]:あなたの墓地にある、インスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とする。このターン、あなたはそれを唱えてもよい。このターンにそのカードがあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
[-9]:あなたは「あなたが呪文を1つ唱えるたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上から5枚のカードを自分の墓地に置く。」を持つ紋章を得る。
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今日ご紹介するカードは《ヴリンの神童、ジェイス》!!言わずも知れた強力なカードですが、改めてご紹介致します。

まず表面の効果ですが、先程説明した「ルーター」の能力を持っています。余っている土地など、不要なカードを捨て、相手に有効なカードを引きに行きましょう。また、墓地にあるインスタントかソーサリーは裏面の能力で再利用できるので、今は必要ないけど後で使いたいカードは捨ててしまうのも1つの手でしょう。
さらに、この効果は「マッドネス」ととても相性が良く、捨てたカードがマッドネスを持っていればマッドネスコストで起動できてしまいます。なので、実質手札が1枚増えていることになり、アドバンテージを得られます。

また、この効果でカードを捨てた時、墓地にカードが5枚以上あると変身してPWになります。
この時、墓地が4枚の状態でマッドネスを持つカードを捨てても、マッドネスを持つカードは手札から捨てられた時、一回追放領域に行ってしまい墓地には落ちていないので、ジェイスが変身しないことにご注意下さい。

次に裏面のPWの効果ですが、+1能力は、対戦相手のクリーチャー1体に-2/0の修整を次の自分のターンまで与えることが出来ます。
一見すると地味な能力ですが、相手の攻撃力を下げる事でこのカードを守りやすくなり、マイナス能力が使い易くなります。

そのマイナス能力の1つ目、-3能力は墓地にあるインスタントかソーサリーをターン終了時まで使えるようにする効果です。
-3と減らす忠誠度は大きいですが、墓地にあるカードをマナコストは払わなければいけないですが再利用できるため、非常に強力な効果です。青と言えばカウンダ―呪文ですが、カウンターを選ぶよりもドローや除去をに対して使う方がいいでしょう。

この能力で選択した墓地のカードを唱えた場合、そのカードは追放されてしまいます。ですが選択だけして唱えなかった場合はそのまま墓地に残ります。唱えない方がいい場面はそうそうないと思いますが、もしかしたらそんな場面もあるかもしれないので、頭の片隅に覚えておくと良いかも知れません。また、使えるようにするだけで忠誠度を使用するので、使っても使わなくても忠誠度は減ったままですのでご注意下さい。

そして最後の能力、-9能力は自分が呪文を唱える度に相手のライブラリーを5枚削るという能力です。
最低でも+能力を4回は使わなければいけない上に、ほぼゲームに勝てるという効果でない為少々使い勝手は悪いでしょうか。
しかし、長期戦にもつれ込み、お互い決定打がなく、ライブラリーも消耗してきた時には役立つでしょう。
また、青は《スフィンクスの後見》を使用したライブラリー破壊デッキがつくれるため、そのデッキには表面の効果も含めとても役に立つ効果でしょう。
-3を使いしっかりと試合をコントロールしていくのか、それとも-9能力を使うのかしっかりと考えて忠誠度を使っていきましょう。

このカードは今でも非常に強いカードなのですが、スタンダードのローテーションする前と比べると、フェッチランドがなくなり非常に変身しにくくなりました。その結果除去されやすくなり、墓地の再利用も遅くなったため、色んなデッキに出張して大活躍する事は少なくなりました。ですが、青を使うコントロールデッキには表面裏面共にとても相性がいいので、今でも充分大活躍できるでしょう。

当店では現在このカードを日本語版 7,000円 で販売しております!!

皆様のご来店をお待ちしております。