私の猫は2011年の秋に渡仏しました。
出国の時にマイクロチップをいれて予防接種を2回し、血液を採って狂犬病の抗体検査を受けました。
抗体検査の有効期間は2年間です。
例えば、2011年7月7日に抗体検査をするための血液を採ったら、その検査の有効期間は2013年7月7日です。
次の検査は「2013年7月7日より前に」受けなければなりません。
この「前に」というのが重要で、7日に受けたのではダメなのだそうです。だから、採血をする日が少しずつ早くなっていきます。
これは予防接種と一緒ですね。
私の猫も、2011年の検査日より前の日付で採血を受けて検査に出しました。
抗体検査は、「採血日」から有効期間が始まるので、検査機関に届いた日ではありません。なので、この「採血をした日」というのも重要です。
抗体検査をしてくれる獣医さんですが、基本的にはどこの獣医さんでもしてくれるそうです。
私の場合、獣医さんは受診しやすい様に家の近所を探しました。
最初に受診する前に「フランスペット相談」の山下さんに相談して、予約と最初の受診の同行をお願いしました。
山下さんはパリ近郊にお住まいの日本人で、ペットの受診の同行や通訳、帰国の検疫手続き準備の手伝いなどをしていらっしゃいます。
相談できる内容などは、サイトをご覧ください。
山下さんに同行して頂いて最初に受診した時、獣医さんに
日本から来ていていずれ帰国する事
検疫のための血液検査や書類作成をしてもらえるか
を確認してもらいました。
「もちろん、大丈夫よ!この辺りは外国から来てる人多いからね!」
という返事をもらい、そのまま受診する事にしました。
これは私の場合ですが、友人は自分で直接獣医さんに英語で抗体検査や帰国の書類作成をしてくれるか聴いて病院を決めたと言っていました。
獣医さんはみなさんけっこう英語が話せるので、フランス語でダメだったら英語でいけますよ~(^_^;)医療用語はちょっと難しいですが、そこは電子辞書持参で頑張ります。
抗体検査と書類作成してくれるか、かかりつけの獣医さんに問い合わせてみてください。
抗体検査をしてくれる獣医さんの探し方はこんな感じでした。
だいたい、15区16区ヌイイー辺りの獣医さんは、帰国する外国人のペットを多く扱っているからどこも検疫手続きの経験がある、と聞きました。
血液検査の日はもちろん飼い主が管理しなければならないので、抗体検査有効期間内に予約を取って受診しました。
先生は私が帰国する事を覚えていてくれたので、カタコトの英語でも「はいはい、血液検査ね!」とすぐにわかってもらえました。
この採血は、予防接種と同じ日に実施してもいいそうです。
日本の検疫を通る為の指定の血液検査の機関はいくつかあって、受診前に山下さんからリストを頂き、血液の送り先がこのリストにある機関なのも確認しました。
びっくりだったのが、私の猫の診察が動物看護師さんがちょっと忙しい時間だったのですが、先生が私に猫を「ちょっと、こうやって押さえて!」と首をうーんとのばす姿勢でおさえさせると、首から採血しようとしたことです。
首から!私が押さえて?えええええ!
びびった私はうまくおさえられなかったので、猫が興奮してしまい、結局看護師さんの手が空くまで待って、前脚から採血しました。
友人に聞いたら、友人の行ってる獣医さんも首から採血したそうです。
フランスの採血スタンダードは首からなのか…衝撃的でした。
友人は、動物看護師さんと友人とでおさえたそうです。そうだよね!素人だけじゃ無理よね!

もうひとつ、びっくりしたのが、先生が採血した血液の容器と、検査料金の小切手を入れた(その場で小切手書きました)検査機関宛の手紙を私に渡して、「今、緩衝材の入ってる封筒を切らしているから、郵便局でプチプチ入りの封筒買って投函してね」と言った事。
…え?普通に郵便局から?常温でいいの?えええええええええ!
呆然としたまま、帰宅して家にあったプチプチ入りの封筒で投函しました。
投函してから「あ!プライオリティで出すべきだった?」と思いましたが、手紙はもうポストの中。
ドキドキしながら待っていたら、15日くらいで「血液と小切手受け取りました。検査してるから結果はあと45日くらい待っててね!」という手紙と領収書が届きました。英語でも書いてあって、親切!
そして45日もかからず、血液とってから1ヶ月くらいで結果が届きました。
普通の封筒で…
ちゃんと、規定の値を超えています!よかった~!

血液とってから思っていたより日数が必要だったので、検査は余裕を持って行う必要があります。
私の猫の場合、日本で狂犬病の予防接種を受けてから1年以上あけずに接種してましたし、血液検査も有効期間内に行いました。
こちらで飼いはじめて手続きする場合の事はわからないので、山下さんに相談してみることをおすすめします。
相談料かかるから…と言われる事がありますが、その分ハラハラが少なくて済むなら安いもの、と私は思います。検疫の手続きは、けっこう大変ですからね。
手続き失敗して成田で預かりになってしまったら、毎日ペットホテル並みの宿泊料を払うそうですから、それよりは安いと思います。
こんな情報で参考になるでしょうか?
皆さんが無事にペットと一緒に帰国出来ますように!











