不安な夜を過ごしている方が

多いかと思います。





関東県の我が家も揺れました。



サッカーの試合を観ていた時に

そのままニュース速報になり、

スマホがけたたましく鳴り始め

長女も次女も一気に涙目に。

末っ子はお昼寝してました。




そこからのニュースを伝える

アナウンサーさんの

様子を見て、

「どうしてこんなに大きな声で

ニュースしてるの?」



子ども達に聞かれました。







「大きな声で逃げろ!って言われたら

どう感じる?」




長女

「怖いことがあるのかと思う」




「アナウンサーさんは

今から起きるかもしれない被害を

なるべく小さくするために

みんなに逃げろって伝えてるの」




次女

「わたしのおうちは?」




「ここは大丈夫。


でも覚えておきなさい。

もしも大きな地震があった時、

火事が起きた時

誰かが大きな声でここは危ない、

逃げなさいって言ってたら

逃げなさい。自分を守りなさい。


逃げて、何もなかったらそれでいいの」









人間は非日常に直面すると

物事を過小評価して正気を保とうとする

【正常性バイアス】という

認知バイアスがあります。






本来は心を守るために
「大丈夫」「そこまで悪いことは起きない」
と思うことで
心的負荷を軽減する働きがあります。


しかし、それは時として
災害規模を過小評価したり
「自分は大丈夫」と思うことで
避難が遅れることがあります。


上の画像はこちらのサイトからお借りしました。








特に今回は

日本人なら忘れてはならない

未曾有の災害を思い起こさせる地震規模と

警報が出されました。



その重要性を知らせるために

普段は冷静にニュースを伝えるアナウンサーが

必死に、叫ぶように避難を呼びかけていた。

それだけのことだったんだと

子ども達には伝えました。






身近で何かが起きた時、

冷静に

だけど物事の過小評価はしすぎない。

正しい情報と正しい判断を。





どうか、どうかご無事で。