就職と決めたからには、試験を受けなくてはならない。
筆記も大事だが、面接が重要。
人前で話すのが苦手で、緊張しぃな私の天敵である。
学校では就職希望者向けに徹底的に面接指導があった。
出来が悪いと何度も何度も呼び出され、練習を繰り返させられた。
夏休み前から何度も何度も。
秋になり、希望会社選定。
誰もが名前を知っているような企業は、成績のよい子に持ってかれ、
学校が私に向いていると持ってきた企業がいまの会社。
上場企業ではあったけど、正直名前を聞いても「何屋さん?」という状態。
まぁ、未だに、世間一般の人からしたら「何屋さん?」な会社だけど。
試験前、会社への道順を親と下見した。
初めていく駅。初めての街。
試験当日。
「会社の最寄の駅から会社の人が見ているからちゃんとしなさい」と先生に
脅かされ、すれ違う人全てに緊張した。
訳のわからないまま筆記試験をし、これまた訳のわからないまま健康診断。
そして、問題の面接。
ここで予想外の「グループ面接」。一対一の面接練習しかしなかったから。
グループの利点。一人当たりに担当時間が短くて済む。
まぁ、よく考えたら、高卒の子に時間さくほど会社も暇じゃないか。
試験がおわり、学校へ向かう。後輩のためにレポートを残せと。
「な~んにもまったく覚えてない!!!!」
『後輩よ、すまぬ。』