ある日の夜。
隣で寝ているさらちゃんの様子がおかしかった。
腕枕をしていたんだけど、頭をぎゅっと押し付けてきたりビクッとしたり。
「ふぇ〜…。」
そして力のない声。
寝言?
背中を向けているので起きているのか寝ているのか分からない。
「ふぇ〜ん。」
泣いてる?
そのまま後ろからハグすると、さらちゃんの身体がこわばった。
その様子についついお尻をなでなで。
すると
ハッとした感じで振り返った。
「…りいさんかぁ。」
「大丈夫?」
「怖い夢を見てたの。」
「うん。そんな感じしてました。」
身体をこっちに向けて抱きついてきた。
「後ろから黒い影が追いかけてきて、怖くて動けなくなって。」
「うん。」
「ガシッと捕まって、もうダメだって思ったらお尻を触られて。」
「…うん。」
「あれ?なんかおかしいって思ったら目が覚めて振り返ったらりいさんでした。」
「そっか。よかった。」
ぎゅっとハグして背中をなでなで。
よかった。
オレエロくて。
さらちゃんを救えたんだ。
エロで。
これからも自信を持ってエロく生きよう
(`・ω・´)੭⁾⁾✨
「気になるから夢占いしてみよう。」
「気にしなくていいんじゃねぇの?」
実はさらちゃん2週間ほど前に左手を怪我して、ひとりで日常生活を送ることが不便な状態。
仕事も休んでいる。
しばらく実家でお世話になっていて、メンタルも不安定でした。
今は自宅に戻ってきていて落ち着いています。
「…あまりいい夢じゃなさそう。」
「影に捕まる前に起きたでしょ?」
「捕まったよ。すぐ起きたけど。」
「捕まえたのはオレでしょ。」
「お尻触ったのがりいさんでしょ?」
「先にハグしてるよ。」
……(*´・ω・*)
……( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )?
「りいさんが守ってくれたのかな。」
(*´・ω・*)
「そうです!その通りです!」
(*`・ω・´)
「…ありがとう。」
「しばらく家でゆっくり過ごしなさい。何も不安に思わなくていいから。」
「うん。」
頭をなでなで。
いろいろ考えてしまったり、ストレスを抱えてしまうのも分かるけど。
どうせならのんびり過ごして欲しい。
焦らずゆっくりと怪我を治して欲しいです。
ツイートしていた紫陽花が完成しました。
サインのみデジタルです。
後は水彩。
新しく画材も買ったので、またいろいろ描きたいと思います(*´▽︎`*)