洗い物を手伝ってくれていたさらちゃん。
「あっ!」
(*`・ω・´)
「どうした?」
(´・ω・`;)
「お腹が濡れちゃった。」
(*´・ω・*)
水が腹部に散ったみたいで、服が濡れていた。
こういう時に限ってエプロンしてないんだよなぁ。
「風邪ひくから、早く着替えろ。」
(´・ω・`;)
「んー!びしょびしょなのー!」
(o >ω<)o
そう言ってさらちゃんは、ハグしてきた。
「ちょっ…こら!冷てぇ!」
「びしょびしょなのー!」
「わかったから。早く着替えろって!つうか、こんなにびしょびしょってどういう事なのよ。」
可愛すぎて笑ってしまう。
「りいさんもびしょびしょー。」
(*´▽︎`*)
「まったくもう。」
(*´・ω・*)
オレの服もじわっと濡れていた。
「着替えに行くぞ。」
クローゼットまで連れて行って、服を準備する。
「ほら。バンザイは?」
何気に言ってみたら素直にちょっと手をあげたので脱がせた。
「インナーまで濡れてんじゃん。」
「だってー…。」
「脱がせるよ?」
コクンと頷く。
濡れていたあたりの肌がなんだかしっとりしていたので、とりあえずタオルで拭き拭き。
「冷たくなってんじゃん。お腹痛くなりますよ。」
「大丈夫だよ。」
インナーを着せて。
跪いて腹巻きを足から腹に通して整える。
最後に服を着せて。
「寒くない?」
「うん。ありがと。」
「いえいえ。オレも着替えよう。」
「あ。うん。」
出て行こうとするさらちゃんの手を掴んで引き寄せた。
「さらちゃん。」
「うん?」
「夜に仕返しするからな。」
「え?」
「びしょびしょに濡らしてやるから。」
その意味を察したのか、顔を赤くして俯いて。
「うん。」
そう言って出て行った。
もー…。
たまらん…
その夜。
コロコロしながらテレビを観ていたさらちゃん。
「そろそろ寝室行くよ。」
「まだ終わってないよ。」
「ん?さっき終わったじゃん。」
「他のも観るー。」
「だめ。あれ終わったらって約束してただろ。」
テレビを消して照明を落とす。
残る光は間接照明のみ。
「やだ消さないで。観るの。リモコンー。」
「リモコンないでーす。」
激しい攻防の末、リモコンに伸びる手を捕獲。
「寝室行くよ?」
「…はーい。」
さらちゃんの手からゆっくりと力が抜けてきた。
諦めたかな?と思ってオレも指を解く。
そうしたら…。
またリモコンを取りに行こうとしたので(笑)
「こーら!」
「あのドラマも気になるから観たいの。」
「明日観なさいよ。」
仕方ないので抱っこして寝室へ。
「約束が守れない悪いお手手は、縛っておかないといけませんね。」
( ´ ▽ ` )
「もう諦めたから…。」
Σ(//ロ// )
「だめだ。お仕置き。」
(。・д・。)
「はーい…。」
(*´・ω・*)
素直に手を差し出す。
こういうところ可愛いんだよなぁ
「では、仕返しとお仕置き開始します。」
「…優しくしてね。」
(///ω///)
いやー!!
可愛いー!!!
( ⸝⸝◦︎ω◦︎⸝⸝ )♡
もうマジで可愛すぎるので。
いつもより多めにびしょびしょに濡らした夜でした
(*´艸`*)♡