ここ1,2週間ほど、とても嬉しいことや少し良くないことも織り交ぜて、
本当にいろいろな出来事がありまして、少々頭と心が疲れ気味。
こんな時は、大好きな花に焦点を絞るよりも、ひたすら緑の中を歩くに限ります。
しかも行き先はただひとつ、栃木県佐野市「みかも山公園」。


道路の混みあわない早朝に私宅を出ても2時間半はかかりますから、
決してご近所とは言えないのですが、いつからかすっかり定番のコースとなりました。


この週末の天気は冴えない様子、雨に降られなければいい、くらいの気持ちでいたところ、
思いのほか陽射しに恵まれ、遥か高い木々の上には青空も。
めいいっぱい歩けるだけで充分…のはずが、心身を包み込む空間のすべてに大満足の散策に。




赤は暑さ暖かさを、青は寒さ冷たさを感じさせる色、その間を橋渡しするのが緑。
緑は、体で感じる温度や、心で感じる思いの波を過剰に上下させることがない、
本当に心から安心できる色。


この山の中に身を置くと、頭から足元まで完全な緑に抱き留められて、
上り下りの大きな道を歩き続けても、ほとんど疲れを感じません。












花を追いかけているときは、目に飛び込んでくる様々な姿かたち、色彩に惹きこまれ、
心躍らせたり深い幸せを感じたり、それを記録に残したくてカメラを向けたり。
その一瞬一瞬はとてもかけがえのない宝なのですが、時には心を良い方向に乱すのも事実。
結構な気力体力を使ってしまうこともあります。


そういった意味で、緑とそれを浮かび上がらせる光だけの空間は、
私にとって大切な疲労回復の源なのです。



安息の散策を2時間ほど楽しんで、最後にいつも訪れるのは「万葉庭園」と呼ばれる日本庭園。
すっかり疲れも回復して、心の中にすんなりと緑以外の色彩が入ってくるようになります。
この写真の中心にある白い霞をまとう樹は、春と秋の2回咲く「コブクザクラ」という桜。




暖かい日が続いているのであまり意識していませんでしたが、もう晩秋も近い11月。
楓の樹もあでやかな紅色に姿を変え始めていました。








ここから20分ほど歩いてエントランスへ戻ります。
ハーブガーデンの主役は、いまは専らアメジストセージ。
この写真は散策前に撮ったものですが、帰りがけの方がはるかに美しく心に響きました。



みかも山は常緑樹がとても多いので、これから真冬にかけてもずっと、
この深い緑の安らぎを楽しめます。
年内にあと1,2回は足を運びたいです。





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